総務省がまとめた2018年度地方公営企業決算の概要によると、全国の病院事業決算規模は前年度比1.9%増の4兆6,558億円で、2年連続プラスとなった。総収支額は15億円増えたものの840億円の赤字。
事業数は3事業減の627、職員数は0.4%増の22万3,045人。料金収入が1.1%増の3兆2,194億円で、総収益の79.1%(0.1ポイント減)を占めた。企業債発行額は1.9%減の2,882億円、現在高も1.9%減の3兆5,343億円となった。
他会計からの繰入金は7,057億円(2.2%増)に膨らみ、うち資本的収入への繰り入れが1,971億円(3.2%増)、収益的収入への繰り入れは5,086億円(1.8%増)と、ともに増えている。
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