札幌市厚別区の大谷地病院(田尾大樹理事長・315床)は、デイケアに「軽度認知機能障害回復プログラムなつめ」を導入した。認知症予防専門士と管理栄養士が連携し、半年かけて患者に認知症予防につながる生活習慣を身に着けてもらう。
同病院は2017年から、認知症予防に力を入れており、地域に密着したサービスとして「認知症予防サークルわっこ」を町内会館で実施。さらにMCIの患者向けに「なつめ」を開始した。
回復プログラムの作成から実践までを、認知症予防専門士・臨床美術士の資格を持つ藤澤多喜子作業療法士と、在宅訪問管理栄養士の谷文乃管理栄養士が担当。認知症予防に効果的な生活習慣を身に着けてもらうため、毎週水曜日に実施している。
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