道薬(竹内伸仁会長)は、2018年9月6日に発生した胆振東部地震で、被災地に派遣した薬剤師チームの支援活動に関する報告をまとめた。以前から蓄積してきた支援のノウハウを生かし、先遣隊を導入して活動基盤を整備。チームが連携し、避難所での医薬品のニーズに対応した。
道薬は、東日本大震災や熊本地震における被災地支援の経験を基に、数年前に災害対策特別委員会を設置している。
地震発生後、独自のBCPに沿って役員・会員の安否確認をした上で、支援体制を整備。3人体制の5チームを編成し、1チーム3日間を活動期間とした。9月7日から先遣隊が活動。9日に道の正式な要請を受け、先遣隊から引き継ぐ形で、11日から第1陣が活動を開始。第5陣まで段階的に派遣して切れ目のない支援を展開し、22日に苫小牧支部に引き継ぎ、活動を終えた。
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