中医協は総会を開き、10月に予定される消費税率10%への引き上げに伴う診療報酬改定を答申した。初診料を現行から6点増の288点、再診料を1点増の73点、急性期一般入院料1は59点増の1,650点などとする。厚生労働省は上乗せ率について、2019年度医療費見込み(予算)に対応し、前回総会で示した上乗せ率に一律9%を乗じて調整した。 14年度の前回消費税対応改定では、医療機関種別ごとの補填過不足が明らかになったため、「5%→8%」対応分をリセットし、今回改定は14年度改定以前の点数をベースに、基本診療料への上乗せを中心とした「5%→10%」の対応を行う。 |