中医協診療報酬調査専門組織の第20回「医療機関等における消費税負担に関する分科会」が開かれた。厚生労働省は10月に予定される消費税率引き上げに伴う診療報酬改定の上乗せ率について、14年度改定前の点数(通常改定分は含む)をベースに▼初・再診料5.5%▼急性期・地域一般入院料4.9%▼療養病棟入院基本料1.5%▼精神病棟入院基本料1.9%▼特定機能病院入院基本料8.8%▼障害者施設等入院基本料2.9%─などを軸に検討する方針を提示し、了承された。最終的な点数は調整を経て答申時に決まる。 同省は本体改定財源を4,700億円、うち医科が4,000億円(病院3,000億円、診療所1,000億円)と説明。 |