厚生労働省は「医療従事者の需給に関する検討会」の第24回医師需給分科会で、都道府県が2019年度中に医療計画の一部として策定する「医師確保計画」における医師確保方針の基本的考え方を提案。2次・3次医療圏単位で定める医師多数・少数・中程度の各地域について、「医師多数地域」では他地域からの医師確保を不可とすることなどが概ね了承された。医師多数地域にある医療機関の個別の採用活動までは制限しない考えで、今後、医師偏在対策の内容を詰め、18年度中に医師確保計画策定ガイドラインを作成する。 同計画は初回を20〜23年度の4カ年とし、以降は医療計画見直しに連動して3年ごとに見直し、35年度で終了する。 |