厚生労働省は、2017年社会医療診療行為別統計の概況をまとめた。同年6月審査分の医科入院1日当たり点数は「入院料等」が最も高く1,237点(前年比2.9%増)、次いで「診断群分類による包括評価(DPC)等」が1,023点(1.4%増)となった。 増減率は手術9.3%増、麻酔9.1%増が高く、16年度診療報酬改定で「重症度、医療・看護必要度」が見直され、手術等を評価するC項目が導入されたことが影響しているとみられる。また全16項目で上昇しており、全体では3.7%増の3,398点だった。1件当たり点数は2.0%増の5万1,989点、日数は0.26日減の15.30日。 |