道厚生連は、事業収益が前年度予算比1.5%減の855億200万円、医業収益が1.6%減の807億9800万円となる2018年度事業計画案を決定した。移転新築工事が進む帯広病院の建物や医療機器等の整備費267億9,300万円を計上、オープン日を11月5日とした。このほか老朽化した総合病院や特養の整備等が今後必要になることから、新たな財政基盤の構築や健全化を進めていく予定だ。 医療従事者の人件費増や病院経営の悪化、介護サービス利益率の大幅低下などを受けて、18年度を「極めて重要な局面」と位置付け、25年を見据えた医療提供体制の構築、地域医療構想や公的医療機関等2025プラン、第7次道医療計画に基づき、役割の明確化、地域の求める医療機能の構築を推進する。 |