日赤道支部がまとめた2016年度医療施設特別会計決算によると、10病院合計の収益的収支は23億200万円の赤字だった。超少子高齢社会の医療提供体制や地域包括ケアシステムの構築に向け、地域の医療ニーズに応じて、他医療機関との連携推進や病床構成の見直し等に取り組み、医業収益が0.2%増加したものの、患者数の減少、北見病院増改築工事に伴う固定資産除却損の減少影響などにより、5年連続のマイナス決算になった。 患者数は入院延べが0.4%増の74万7,332人、外来延べが1.0%減の114万9,745人。1人1日当たり単価は入院が1.4%減の4万9,484円、外来は3.6%増の1万2,759円だった。 |