道内で2016年1〜12月に新規開業した診療所(新規保険指定から移転等を除く)は、過去最少だった前年を7件上回る62件だったことが本紙のまとめで分かった。3次医療圏別では6年ぶりに全圏域で開業があったが、道央圏が約8割(50件)、札幌市内に限ると63%(39件)と過半数を占め、一極集中傾向が続いている状況だ。 過去10年間の開業件数動向では、第5次医療法改正の影響で100件を超えた06年から減少傾向が続き、10〜13年は4年続けて減少、14年に増加に転じたものの、15年に過去最少の55件を記録した。 |