道総医協地域医療専門委員会(委員長・小熊豊道医副会長)が札幌市で開かれ、2025年の医療需要推計やあるべき医療提供体制の方向性を示した道地域医療構想案を概ね了承した。「かかりつけ医の重要性」「住民の理解促進」などの一部を修正したほか、今後の議論に向けた「推計結果の活用」に文言を追加、広域化連携や多職種連携の事例などを新たに盛り込んだ。道議会に報告後、12月上旬開催予定の道医療審議会の諮問、答申を経て、年内に構想を決定する予定だ。 道内5カ所で開催した地域説明会や素案のパブリックコメントに寄せられた129件の意見、道議会などの議論も踏まえて、構想案を作成した。 |