道は、21圏域の地域調整会議で昨年7月から議論してきた、2025年の医療需要推計やあるべき医療提供体制の方向性を示した地域医療構想素案をまとめた。患者への医療行為量や人口構造の変化から算出、調整された必要病床数は7万3,190床。パブリックコメントや道医療審議会への諮問・答申等を経て構想を決定、本年度内に告示する。 素案(道医療計画の改訂版)は、25年の人口構造変化を見据え、バランスのとれた医療体制を構築することとし、病床の機能区分ごと(高度急性期、急性期、回復期、慢性期)の必要量を定め、病床機能の分化、連携促進、在宅医療等の充実、医療・介護従事者の確保・養成等の施策の方向性を明示している。 |