1966年にわが国で作業療法士が誕生してから、今年で半世紀。節目を記念する第50回日本作業療法学会(会長・清水兼悦札幌山の上病院リハビリテーション部長)が9月9日から3日間、中央区のロイトン札幌、ホテルさっぽろ芸文館、札幌市教育文化会館の3会場で開かれる。一般演題(口演、ポスター)は前回より500題増の1,600題と過去最高を記録し、6,000人の参加を見込む大規模学会だ。 作業療法士に対するニーズは、医療機関における障害へのリハビリ提供にとどまらず、地域包括ケアシステムの中で高齢者や障害者の活動と社会参加を支える役割が期待されている。 |