北大光バイオイメージング部門の浜田俊幸特任准教授を中心とする研究グループは、動態追跡技術と光イメージング技術を融合したin vivo 4Dイメージング装置を開発し、自由行動マウスの複数組織における時計遺伝子発現リズムを同時に連続して定量測定することに成功したと発表した。 この結果、各組織の時計遺伝子発現リズムが新しい環境に同調するまでの変化を一個体レベルで詳細に解析でき、体の健康状態(生理活動)の基準化が可能となった。時差ぼけや睡眠障害等の生体リズム疾患の原因解明や新しい予防法・治療法開発が加速的に進むことが期待されるという。 |