手稲区の手稲渓仁会病院(田中繁道理事長、成田吉明院長)は、2013年11月から進めていた増築棟の工事が竣工。札幌西円山病院から41床を移設して、636床体制となった。セキュリティを強化するとともにアメニティを大幅に向上。今後は、新棟の仕様を基本的なスタイルとして、既存棟の改修を段階的に進め、高度急性期・急性期病院としての機能拡充を図っていく考えだ。
救命救急センター棟の後方に建設された新棟は、RC造地下2階地上7階建て延べ1万4,000平方メートル。病棟も含め各フロア入口などに電子ロックを設置。新生児室といった特に厳重なセキュリティが必要な場所は、入室できるスタッフの職種を限定している。
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