北海道ロボット支援鏡視下手術研究会は、第5回学術講演会を、札幌市で民間企業と共催した。後藤百万名古屋大泌尿器科学教授が、「本邦における泌尿器ロボット支援手術の現状と展望」と題して特別講演し、名大病院におけるガイドラインの紹介などを通して、スキル向上や安全性確保の重要性を訴えた。
9月時点でダヴィンチシステムは世界で3,400台以上、うち国内は道内の13台を含め200台稼働している。海外では外科領域での活用増加が目立つが、国内は2012年にロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺全摘除術が保険適用となって以来、泌尿器科での症例数が大幅に増加している。
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