第13回日本臨床腫瘍学会学術集会(会長・秋田弘俊北大腫瘍内科学分野教授)が札幌市で開かれ、会長シンポジウム「がん薬物療法専門医に望む」を実施。2006年に初の同学会専門医が誕生してから合計1,000人に到達した記念企画で、がん医療に取り組むチームをまとめるコーディネーターとしての活躍に期待が寄せられた。 同学会専門医制度委員会の南博信委員長(神戸大腫瘍・血液内科学分野教授)は、専門医として臓器横断的にがん薬物療法をトレーニングした上で、複数の診療科や多職種のチームの中で「リーダーシップを発揮し、がん医療のコーディネーターになってほしい」と強調した。 |