厚生労働省の「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検討会」作業チームの第4回会合が開かれた。同省は、精神科病院が病床削減できるように、「地域移行を支援するための病床」新設、居住の場として資源活用、マンパワーや財源の集約などを図って、地域生活を支える医療、福祉環境にしていく構造改革案を提示。 将来像として、▽長期入院者の地域移行を進めることにより、精神病床を適正化し、不必要となる病床を削減▽急性期・回復期病床や地域医療などに集約―することで、良質、適切な医療体制を実現すると明示した。 |