外来患者への検査説明を専門スタッフが行う取り組みを、市立札幌病院(富樫正樹事業管理者・810床)と市立函館病院(吉川修身事業管理者、木村純院長・734床)が実践している。時間をかけた説明で患者の理解度が深まるとともに、医師や看護師の業務負担軽減にもつながっている。 市立札幌病院は、MRI、CT、内視鏡などの検査が決まった外来患者向けの「検査説明コーナー」を20年度から1階外来ロビーの一角に設置。委託先の人材派遣会社を通じ、スタッフ4人(栄養士や医療事務経験者など)がシフトを組み、平日2人体制で外来診療時間に応じている。 |