北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2023年(令和5年)3月24日付

介護給付費分科会×中医協 24年度同時報酬改定で意見交換

 厚生労働省は2024年度介護報酬・診療報酬同時改定に向けた議論本格化に先立ち、介護と医療双方の視点から「ポスト2025」を見据えた課題や方向性を共有する意見交換会を開いた。「医療・介護・障害サービス連携」「要介護高齢者に対応した急性期入院医療」など8テーマについて5月まで3回にわたり話し合い、意見を集約し報酬改定議論に反映させる見通し。24年度は6年に一度の診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬トリプル改定。ポスト25年を見据え、限りある人材等で増大する医療・介護ニーズを支えていくための最適化・効率化の視点を含む、あるべき医療・介護提供体制実現が求められている。


主任ケアマネスーパービジョン研修 室蘭市事業所連協専門部会

 室蘭市内の居宅介護支援事業所、地域包括支援センターの管理者や主任ケアマネを対象にした「スーパービジョン研修」が同市内で開かれた。講師は日本ケアマネジメント学会副理事長の白木裕子氏(看護師、主任ケアマネ)。参加者は講演と演習を通して新人教育、人材育成に生かせる視点、先入観を捨て個別事例に向き合う重要性を学んだ。同市介護保険サービス事業所連絡協議会・居宅介護支援事業所専門部会がスーパービジョンの視点を踏まえた後進育成の在り方を学ぶため開催、約40人参加した。


えべつケアラーズ研修会 ヤングケアラーに寄り添う支援を

 ケアラー支援ネットワークえべつケアラーズ研修会が江別市内で開かれ、ヤングケアラー支援に関わる専門職の任意団体「ふうせんの会」代表理事の濱島淑恵大阪歯科大教授が「ヤングケアラーを知っていますか? ?ヤングケアラーの現実と課題」を基調講演した。ケアを担う子ども・若者は心理的負担や不安、学校との両立、進路を一緒に考えてくれる「寄り添う支援」を求めていると訴えた。


一般社団法人らぷらす(夕張市) 地域課題くみ取り事業化

 夕張市内で就労継続支援A・B型事業所、児童発達支援事業所を運営する一般社団法人らぷらすが、地域高齢者支援に力を入れている。B型事業所が作った弁当配食時の安否確認で在宅生活をサポート。企業から請け負う業務にも地元高齢者がボランティアで関わり、生きがい創出と介護予防を図る。財政破たん、人口流出による高齢者数増大から生まれた地域課題をくみ取った事業を展開している。


●生活支援コーディネーターが行く! 白老町編
●介護保険サービス北海道内事業者指定=2月28日
●経産省「認知症共生社会に向けた製品・サービスの効果検証事業」オンライン成果報告会
●「昭和浪漫倶楽部札幌清田店」 店舗スペースに集いの場 宅配クック123札幌中央店
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【企画】カフェ、就労支援等多機能施設「まちなか交流館しゃべーる」(厚真町)
【連載】●職業病(腰痛)を防ぐために必要な視点=33
     こしラボ 谷口英一氏(理学療法士)
     ●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!=9
     社会保険労務士事務所ロームホーム 及川進代表
     ●いざという時、本当に役立つBCPをつくろう!=4
     奥村中小企業診断士事務所 奥村真一郎氏

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