北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2023年(令和5年)3月17日付

全国介護事業者政治連盟北海道支部が政策懇談会

 全国介護事業者政治連盟北海道支部政策懇談会が13日に札幌市内で開かれた。鈴木直道北海道知事は3年にわたる新型コロナウイルス感染症対応で道民の命と暮らしを守ってきた介護事業者への感謝とともに、2024年度介護報酬改定を見据え、現場を支える介護従事者の処遇改善を働き掛けていくと訴えた。秋元克広札幌市長は特定施設入居者生活介護整備に新たな支援を行う考えを示した。


北星学園大 複合化した地域課題解決考えるシンポ

 北星学園大社会福祉学部はシンポジウム「複合化した地域課題の解決と地域活性化―いかに地域をデザインするか」を対面とオンラインを併用して開催した。2022年度に開学60周年を迎えた同大記念事業。高齢化、人口減少、つながり喪失といった地域課題複合化を念頭に現場の一線で活動する専門職を迎えて福祉の在り方を考察した。


平取町・「支輪Do協議会」 デイ利用者就労試行アンケート

 平取町の行政、介護事業者、町社協、住民らで構成される生活支援体制整備事業協議体「支輪Do(ささりんどう)協議会」は2022年7月14日から10月末まで、規格外トマト袋詰め作業を、びらとりデイサービスセンター利用者の就労試行として実施。終了後、利用者にアンケートを実施したところ、「来年も作業を続けたい」9割、「違う作業も行いたい」7割という回答が得られた。その結果を受け、同協議会は「23年度も引き続き実施するほか、通年で活動できる作業も検討したい」としている。


ケアネット「小規模多機能むすぶ」岩見沢市で31日オープン

 札幌市手稲区と岩見沢市で認知症グループホームを手掛けるケアネットは、岩見沢市内で初めて高齢者向け住宅を併設しない地域展開型として運営する「小規模多機能型居宅介護むすぶ」を31日にオープンする。在宅生活継続を望む高齢者の暮らしを支えるとともに、地域住民に開放するコミュニティスペースを設け、人と人を結ぶ交流の場として活用していく計画だ。開設地は同市役所に近い国道12号沿道の11条東1丁目。併設サービスのない小規模多機能単独型で登録定員29人(通い15人、泊まり9人)。地域住民の活動の場として開放するコミュニティスペースも設けた。


●国試合格率 社会福祉士過去最高44.2% 合格者数前回比1.5倍に
●第26回ケアマネ試験は10月8日 厚労省が日程公表
●ベストナースバックナンバーフェア開催 三省堂書店札幌店、看護書フェアも
●シルリハ体操普及へ 苫小牧市が指導士と包括C職員交流会
●「過疎地域でこそニーズが高まる」小規模多機能型居宅サービスを考える会研修会
●2021年度介護報酬改定効果検証結果(抜粋)=下
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】ホームケアクリニック麻生(札幌市北区)井尻学見院長
【企画】医療・福祉職運営の住民交流拠点、暮らしの保健室ほほほっ(札幌市豊平区)
【連載】●職業病(腰痛)を防ぐために必要な視点=32
     こしラボ 谷口英一氏(理学療法士)
     ●介護福祉事業所の人事労務戦略室―次世代リーダーを育てる!!=8
     社会保険労務士事務所ロームホーム 及川進代表
     ●いざという時、本当に役立つBCPをつくろう!=3
     奥村中小企業診断士事務所 奥村真一郎氏

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