北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)12月9日付

第24回ケアマネ試験北海道内合格率は22.6% 過去10年で最も高水準

 北海道は第24回(2021年度)介護支援専門員実務研修受講試験結果を発表した。指定試験実施機関の北海道介護支援専門員協会によると、道内合格率は前回(20年度)に比べ6.3ポイント高い22.6%で、過去10年で最も高水準になった。道内合格者数は657人に達し、前回の1.5倍強に増加した。道内では前回に比べ210人多い3281人(前回比6.8%増)が受験を申し込み、受験者数は過去最少だった前回より341人多い2908人(同13.3%増)。合格者数は238人多い657人だった(同56.8%増)。


保険外自費サービスSupport nurseフェアネス 札幌市厚別区

 介護、看護、医療を必要とする人、その家族らを対象に外出、夜間見守り等困りごとをさまざまな形で支援したいと、札幌市厚別区の看護師でケアマネの大山尚美氏が「保険外自費サービスSupport nurseフェアネス」を始めた。独居高齢者や老々介護、ヤングケアラーなど増加している中、現役看護師がそのスキルを生かし自宅、施設等へ訪問し利用者・家族らの「できない」を幅広くサポートしていく。同サービスは、病院に看護師としてパート勤務する大山氏が代表を務め看護師仲間2人と7月にスタート。同市内を中心に外出付き添い、見守り、健康管理、入退院支援といった介護・医療保険サービスだけでは足りない生活上のさまざまな困りごとを保険外サービスで支援している。


改正障害者総合支援法施行後3年見直しで 厚労省が中間整理案提示

 障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しに向け議論している厚生労働省は、3日に開かれた社会保障審議会障害者部会に中間整理案を提示。一人暮らしやパートナーとの同居を希望する障害者の地域生活実現を支援する、グループホームの新たなサービス類型創設など盛り込んだ。2022年半ばをめどに最終的な報告書取りまとめを予定している。障害者の望む地域生活や就労の実現など目的に、自立生活援助、就労定着支援等の新たなサービス創設等を盛り込み2018年4月に施行された改正障害者総合支援法は、施行後3年をめどに見直すとされていた。


札幌市清田区・シャイニング 併設施設22年1月オープン

 札幌市清田区で認知症グループホームと共用型認知症デイサービス、豊平区で通所介護を運営するシャイニングは2022年1月5日、住宅型有料老人ホーム「トトロのお宿」、小規模多機能型居宅介護「トトロの森」を清田区美しが丘1条8丁目にオープンする。同年に20周年を迎える同社は設立当初からの認知症ケアを強みに、これまで関係を築き上げてきた地域とともに認知症に優しいまちづくりに取り組む。


●介護新聞ニュースフラッシュ2021=2
●介護職等給与引き上げ 処遇改善加算 仕組み見直し論点 公的価格評価検討委
●北海道高住協セミナー 多角的アプローチ必要 PTが転倒予防アドバイス
●第24回ケアマネ試験正答番号、分野別合格基準
●2020年度福祉行政報告例 厚労省
●改正障害者総合支援法 施行後3年の見直し中間整理案(抜粋)=上 社保審障害者部会
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】札幌ことぶき法律事務所(札幌市中央区)井川寿幸弁護士
【企画】昼・夕2食提供、夜間対応も地域密着型デイシャルウィ(札幌市中央区)
【連載】●ふくしのよろずや的ケアチームコンパス=2
     ふくしのよろずや神内商店合同会社 神内秀之介代表
    ●〇まる福連携2021 福祉分野からみた異業種との対話=4
     一般社団法人福祉システム北海道 高橋銀司代表理事
    ●「人間関係で辞めます!」を防ぐ―職場の良好な人間関係づくりと相互理解=7
     藤女子大准教授 船木幸弘氏
    

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