北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)10月21日付

ココルクえべつ 江別版CCRC生涯活躍のまち拠点

 江別市大麻地区に特養、老健、サービス付き高齢者向け住宅など一体的に整備し9月に全面オープンした江別版CCRC生涯活躍のまち拠点地域「ココルクえべつ」。本格始動か1カ月が過ぎ、入居者受け入れを急ピッチで進めながら、子育て世代を中心とした交流イベントで想定外のにぎわいを見せるなど、地域共生の場として順調に滑り出した。行政の全面バックアップで創出された「大麻タウン型モデル」の今後の動向が注目される。ココルクえべつは同市が2017年3月に江別版「生涯活躍のまち」構想を策定し、社会福祉法人日本介護事業団を代表法人とする、つしま医療福祉グループが整備運営事業者に選ばれ、21年9月に本格始動した複合拠点。


一般社団法人ファンファーレ 制度狭間で悩む人らに自信、安心を

 年齢や障害等にかかわらず、社会課題等に直面し制度の狭間(はざま)で悩む人らに「自信」と「安心」を感じてほしい―。障害者就労・相談支援業務等に従事するキャリアコンサルタント、訪問美容師らがSNSなどを活用して社会課題解決に取り組む、一般社団法人ファンファーレ(札幌市豊平区)を6月に設立した。活動の1つであるオンラインライブ配信では毎月1回、介護、獣医、建築士などさまざまな分野で活躍する人を招き、失敗談や転機となったエピソードを紹介。自信を失いつつある人の気持ちに寄り添い、前向きになれるようエールを送る。


科学的介護推進体制加算 特養の半数届け出 全国老施協調査

 全国老人福祉施設協議会が会員施設を対象に行った8月末時点の加算算定状況調査結果によると、2021年度介護報酬改定で創設された科学的介護推進体制加算を、特養で約半数の49.5%、通所介護も4割を超える41.1%が届け出て.2%、通所介護の68.8%で完了していた。


時館が函館で複合型福祉拠点 25日に本格始動

 札幌、恵庭、千歳、函館各市などで介護サービス事業所、高齢者向け住宅を展開する時館(本社・札幌市中央区)は、函館市内に認知症グループホーム来夢、デイサービスセンター来夢、就労継続支援B型共生型就労支援事業所来夢の郷を併設した複合型福祉拠点「コレクティブハウス来夢」を25日に本格始動させる。利用者間に加え地域との積極的交流を図るなど、地域共生社会に向けた支援に意欲的だ。


●北海道デイ協研究協議会 20年度北海道会員266事業所 運営改善へ情報提供方針など示す
●介護保険サービス北海道内事業所指定=9月30日
●21年度北海道福祉のまちづくり賞 倶知安町役場、くしろ高齢者劇団など5件
●22年度診療報酬改定の論点等(上)中医協・議論中間とりまとめ
●在宅医療及び医療・介護連携ワーキンググループ資料から 厚労省
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】北海道社会福祉士会 出町勇人会長
【企画】介護予防センター月寒・まえだ、オンライン交流(札幌市豊平・手稲区)
【連載】●支え合い育てて広げるコツ
     地域ケア専門職を対象とした住民サポーター養成オンライン研修から=新連載
    ●ふれあいサロンの経営学=32(終)
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=80
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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