北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)4月15日付

居宅介護支援訪問介護等利用割合など説明 21年度報酬改定新ルール

 2021年度介護報酬改定で居宅介護支援に義務付けられた、利用者に前6カ月間に作成したケアプランにおける訪問介護等、それぞれの利用割合と同一事業者による提供割合の説明。サービス提供開始時とともに、4月以前に契約を結んでいる既存利用者については「次のケアプラン見直し時に説明を行うことが望ましい」などの新たなルールが、厚生労働省の示したQ&Aや解釈通知で明らかになっている。


札幌市南区・定山渓病院 嚥下機能評価へ短期入院プログラム開設

 札幌市南区の定山渓病院は食べ物を咀嚼(そしゃく)したり、飲み込むことに障害のある人を対象とし、嚥下機能全般を評価するための短期入院プログラムを開設した。嚥下機能評価を入院対応で実施している医療機関は道内には珍しく、綿密な検査が可能となるほか、通院の難しい重度高齢者や遠方在住者を受け入れられるメリットもあるという。


萌寿会、苫前幸寿会 留萌管内社福2法人、人的支援協定を締結

 新型コロナウイルス等感染症が施設で発生しても事業運営継続に支障を来さないよう、留萌管内の萌寿会(留萌市)と苫前幸寿会(苫前町)の2社会福祉法人は職員を相互に派遣する「人的支援に関する協定」を結んだ。派遣期間2週間を目安に、受け入れ時の業務説明や雇用契約に関する取り決めを事前に詰めるなど、連携時に迅速に対応できるようにする。協定締結をきっかけに両法人は平時の人事交流も進める考えで、さまざまな事態に対応できる連携体制構築を見据える。


釧路市総合事業おたっしゃサービス開始から4年 市内32会場に広がる

 2017年4月から介護予防・日常生活支援総合事業で通所型サービスB「おたっしゃサービス」を実施してきた釧路市。実施主体を住民だけではなく介護事業所にも広げ、各団体の得意分野を生かした多様なプログラムを提供してきた。会場数は1月現在32カ所、サービス開始から4年間で約2倍となり、26小学校圏域のうち18圏域まで広がった。市介護高齢課は「全圏域で実施できるよう、今後も団体を増やしたい」と意気込む。


●訪問介護特定加算?勤続年数要件 ヘルパー以外期間も通算可
●基調講演、成果報告などオンデマンド配信 北海道ヘルスケア産業創出オンラインセミナー
●2021年度介護報酬改定に関するQ&A(VOL.3)=抜粋(下)厚労省
●20年度障害福祉サービス人材確保調査=WAM 「不足している」5割
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●津別町社協 立花さおり地域福祉係長
【連載】●ケアが変わる介護ロボットAtoZ=4
     北海道介護ロボット普及推進センター啓発事業
    ●ふれあいサロンの経営学=10
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●「介護医療」への思い=休
     ちとせの介護医療連携の会 事務局長 木下浩志氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=58
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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