北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)3月4日付

Wakamono Innovation Network?介護デジタルハッカソンin札幌

 IT・デザイン等を学ぶ学生と介護職員がチームを組んで課題解決のアイデアを競う「Wakamono Innovation Network?介護デジタルハッカソン」最終審査が2月27日、オンラインで開かれた。全4チームが約4カ月にわたり、現場へのヒアリングなどを通じて課題を抽出し、解決ツールとなる試作品完成まで試行錯誤を重ねてきた。新型コロナウイルスの影響でミーティング等全てがオンラインのみとなったが、各チームとも柔軟に対応し介護の明るい未来を描くアイデアを形にした。


LIFE活用 データ提出等要件の加算整理 厚労省が事務連絡

 厚生労働省は4月1日運用開始に向け準備を進めている「科学的介護情報システム(LIFE)」活用について都道府県関係主管課に事務連絡した。2021年度介護報酬改定でLIFEを用いた同省へのデータ提出等が要件とされた加算を整理。算定するにはLIFE利用申請手続きが必要で、4月からLIFEを用いたデータ提出を行う場合、3月25日までに利用申請が必要と周知した。


感染予防WEBセミナー 日本在宅介護協会道支部

 日本在宅介護協会道支部WEBセミナー「コロナ禍を生き抜く 正しく恐れる感染予防」が開かれた。新型コロナウイルス感染症が介護サービス事業者の大きな課題となる中、職場で陽性者が発覚した場合の他機関との連携の流れや、集団感染(クラスター)につながらない初動対応について、実際に現場を経験した保健所医師が解説。クラスターには災害と同様、事前の準備、訓練が重要で、全職種の全職員による日常的な手指衛生と標準予防策順守がクラスターを長引かせないなどの意識を共有した。


北海道介護ロボット普及推進センター 対面なし普及活動にラジオ活用

 北海道介護ロボット普及推進センター(事務局・道社協)は札幌、旭川、函館、帯広、釧路各市のコミュニティFM放送局で「ケアが変わる! 介護ロボットAoZ」を、2月から毎週放送している。新型コロナウイルスの影響で対面による普及活動が制限される中、ラジオ放送による情報発信に着目。仕事しながらでも視聴できるため、「ラジオで取り組みを知って相談窓口につながれば」と中村健治センター長は期待を寄せる。


●クラスターで損失9000万円も 介護保険施設へコロナ支援充実を 日慢協アンケート
●サービス付き高齢者向け住宅整備事業 国土交通省資料から
●新型コロナ感染症メンタルヘルス調査結果概要 社保審障害者部会資料から
●特養19年度経営状況 サービス活動増減差額比率 従来型、ユニット型とも18年度比横ばい
●職員表彰制度策定検討など介護施設が実践事例報告 雇用管理推進事業経験交流会
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●美容室さんもーる(札幌市中央区)関川さとみ福祉美容師
【企画】●ショーウィンドーをリニューアル元気ショップ「いこ〜る」(札幌市北区)
【連載】●ふれあいサロンの経営学=6
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●「介護医療」への思い=14
     ちとせの介護医療連携の会 事務局長 木下浩志氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=52
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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