北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)2月4日付

自立支援・重度化防止 取り組み見える化

 厚生労働省は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、参集形式で例年開催してきた全国厚生労働関係部局長会議に代わり、2021年度の主な事業等について部局ごとの資料と説明動画を同省ホームページに掲載し周知した。都道府県と市町村による高齢者自立支援・重度化防止の取り組みを後押しする保険者機能強化推進交付金(インセンティブ交付金)について、取り組み状況の見える化を着実に実施するため、指標項目ごとの得点獲得状況を公表するスケジュール等を示した。


介護報酬改定 主な改定事項(下)

○地域密着型・介護予防サービス基本報酬単位数、加算・算定要件等(現行、改定後)
○処遇改善加算など


特養月寒あさがおの郷 ユニット固定配置見直しで時間外勤務削減

 職員一人ひとりが仕事のやりがいを感じながら職責を果たし、仕事と生活の調和を目指す「ワークライフバランス」。特養月寒あさがおの郷(札幌市豊平区)は中堅介護職員の産休、育休が重なったのをきっかけに、2019年度からユニット間を流動的に動けるフリーの介護職員を配置することで各ユニット業務量を調整し、時間外勤務を7割超削減した。急な欠勤のある子育て中の職員でも主体的に業務に関われる職場づくりが進み、新たな活躍機会が生まれるなど成果が現れている。


●21年度介護報酬改定 特別地域加算等の対象拡大 小規模多機能なども
●内閣府が高齢社会フォーラム 新型コロナ感染拡大防ぎつつ 社会参加の未来像イメージ


【連載】●ふれあいサロンの経営学=休
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●「介護医療」への思い=10
     ちとせの介護医療連携の会 事務局長 木下浩志氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=休
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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