北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)1月14日付

札幌市ケアマネ連協 WEB研修に切り替え、研さんの場再開

 これまで職能団体等が活発に開催してきた、北海道内の各種研修やセミナーが新型コロナウイルス感染症の影響で軒並み実施できない状況の続く中、いち早く集合研修からWEB研修に切り替えて再開しているのが札幌市介護支援専門員連絡協議会だ。予約受け付けから受講証明まで連動したシステムも構築し、会員らの研さんの場を確保。機械操作に不慣れな会員等への丁寧な利用案内に努め、回を重ねるごとに定着し視聴数が伸び始めているという。


第23回ケアマネ試験 合格率17.7% 前回比1.8ポイント低下

 厚生労働省は第23回介護支援専門員実務研修受講試験(2020年10月11日実施)結果を公表した。合格率は前回に比べ1.8ポイント低い17.7%になった。合格者数は前回を182人上回る8200人で、職種別では介護福祉士が過半数を占めた。北海道合格率は全国平均を下回る16.3%だった。


日本介護医療院協会20年調査 「開設(移行)して良かった」7割

 日本介護医療院協会は全国の会員・非会員介護医療院約400施設を対象に実施した2020年調査結果をまとめた。介護医療院開設(移行)は「総合的に良かった」7割、「収益が上がって良かった」6割と好意的に受け止められており、同協会は「利用者、職員、施設運営にも利点が多く、早いうちの積極的な移行が期待される」としている。


地域密着型デイツクイ帯広WOW 商業施設内でカフェと居宅支援併設

 全国650カ所余の介護サービスを展開するツクイは、帯広市西4条の商業施設WOW内に地域密着型通所介護「ツクイ帯広WOW」を、2020年10月にオープンした。地域で求められていた高齢者、ボランティア、障害者の居場所と活動の場としてカフェスペースを併設。ハード面のみならず支え合い活動を支援するなどソフト面にも力を注ぎ、オープンして数カ月で多様な支え合い拠点として機能し始めてきた。ツクイ帯広WOWは衣料品店、100円ショップ、飲食店がテナント入居する商業施設WOW内にサービス提供時間3時間、定員10人の地域密着型としてオープン、居宅介護支援事業所を併設している。


●講演録 有限会社環工房代表取締役 牧野准子氏 車いす建築士目線で見える社会
●1都3県新型コロナ緊急事態宣言 厚労省、介護事業者にサービス継続要請
●新型コロナ集団感染特養に職員派遣 札幌市が3法人へ感謝状
●厚労省・高齢期における社会保障意識調査 「介護が必要になっても在宅で」3割超
●新型コロナに負けないサロン取り組み動画配信 北海道住宅管理公社 YouTubeで
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●特養神遊(札幌市東区)浅海靖恵施設長
【企画】●雇用管理改善セミナー(札幌市)
【連載】●ふれあいサロンの経営学=新連載
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏
    ●〇まる福連携 福祉分野からみた異業種との対話=5(終)
     一般社団法人福祉システム北海道代表理事 高橋銀司氏

    ●「介護医療」への思い=8
     ちとせの介護医療連携の会 事務局長 木下浩志氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=47
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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