北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2020年(令和2年)4月30日付

大樹町デイサービスセンター 新型コロナ感染リスクコントロール

 「町民の命を守るために町立事業所として今できる万全の対策で臨み、地域福祉を先導していきたい」。新型コロナウイルス感染の収束が見通せない中、大樹町老人デイサービスセンター(定員30人)は北海道内感染動向や利用者状況等を見極めながら「休業」「少人数受け入れ」など柔軟に切り替え、利用者の感染リスクをコントロールしている。かじを取る山口潤介護係長は北海道胆振東部地震の際に道社会福祉士会災害対策委員長として支援に当たった経験を生かし、新型コロナによる危機を乗り切るには「状況に応じてフェーズを区切ることで、理論立てた対応を考えられる」とアドバイスを送る。


新型コロナ感染防止  出勤時、事業所等へ入る前に再度検温など

 厚生労働省は、介護サービス事業所等で新型コロナウイルス感染症発生事例がみられるようになってきたのを踏まえ、感染防止に向けた取り組み再徹底を呼び掛けた。職員の体温計測は、出勤前に加え事業所等に立ち入る前に再度実施など求めている。


北海道の懐かしい映像をDVDに HBCとウェルモ札幌事務

 新型コロナウイルス感染拡大によって外出できず不自由さを感じている介護施設・事業所利用者に向けて、北海道放送(HBC)と介護福祉向けAI・ICT活用サービスを提供するウェルモ・札幌事務所は、高齢者の心を揺さぶる北海道の懐かしい映像を編集したDVD「昭和のワンパク時代」を制作、販売している。


安平・追分あけぼの会「特養追分陽光苑」移転改築スタート

 安平町の社会福祉法人追分あけぼの会は、2018年の北海道胆振東部地震で損壊した特養追分陽光苑(入所30人、短期入所6人、通所介護定員25人)移転改築工事を開始した。場所は同町追分青葉1丁目、完成予定は12月15日。社福として災害時の迅速な対応、復興・施設再建と同時進行で札幌市での新規事業も手掛けてきた村上典隆常務理事に、これまでの道のりを語ってもらった。


●人員基準等臨時取扱い専用HP開設 サービス種別ごと関連QA整理
●札幌市21年度特養開設200人分 5月22日から整備事業者公募 説明会は開催せず
●WAM貸付先養護ホーム18年度経営状況 サービス活動収益対増減差額比率 一般型2.1%
●北海道ケア事業団にマスク1万枚 札幌の人材紹介企業「業界恩返し」と寄贈
●新型コロナ感染症、経営への影響 通所介護10%超減収が過半数 介事連緊急調査
●新型コロナウイルス感染症に係る経営状況への影響緊急調査結果から 全国介護事業者連盟
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●NPO法人市民後見センターとかち(帯広市)倉野賢理事長
【連載】●AI×ICT×介護の未来=8
     ふくしのよろずや神内商店合同会社 神内秀之介代表
    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=17
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    ●介護アロマの第一歩 介護の現場でどう生かせるか=63
     北海道アロマケア協会代表理事 宮崎寿子氏

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