北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2019年(令和元年)10月31日付

「介護・福祉の輪応援団なんもだよ」介護従事者ら有志が在宅介護者支援

 2018年度の厚生労働省新規事業「デザインスクール」は介護業界の従来イメージを刷新する多様なプロジェクトを生み、北海道内にも大きなインパクトを残した。そうした中、同事業で意気投合した札幌市内の介護従事者ら有志7人が「介護・福祉の輪 応援団 なんもだよ」を結成。法人、職種の垣根を超え、在宅介護者にオリジナル3コマ漫画を通して応援メッセージを届ける企画の実現を目指している。介護者を地域全体で支え、つながる場づくりにも取り組む。


地域リハ活動支援事業活用 厚労省・一般介護予防事業等推進方策検討会

 厚生労働省・一般介護予防事業等の推進方策に関する検討会の第7回が開かれ、地域で取り組む介護予防の機能を高めるため、専門職の効果的・効率的な関与の具体的方策を議論した。同省は地域リハビリテーション活動支援事業を活用したリハ職の安定提供体制や人材育成の仕組みを提案。通いの場に参加していない高齢者へのアウトリーチにもリハ職関与を求めていく方針だ。


高齢者向け住まい質確保 市町村は正しい現状把握、関与を

 厚生労働省は28日に開かれた社会保障審議会介護保険部会で、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など高齢者向け住まいの質を確保するため、第8期介護保険事業計画の始まる2021年度から、保険者である市町村の正しい現状把握と関与の強化を求めていく方針を示した。利用者の安心・安全を守るため外部の目を入れる仕組みも検討する。


ケアマネジメント学会・認定ケアマネジャーの会 大島一樹理事に聞く

 認定ケアマネには、究極の対人支援職としてスーパービジョンと人材育成力が求められる。その取り組みを進める、日本ケアマネジメント学会・認定ケアマネジャーの会理事に就任した大島一樹氏(医療法人渓仁会定山渓病院在宅ケアセンター所長)に聞いた。


施設『まち化』提言、不特定多数が足運ぶ運営を 北海道老健大会

 北海道老人保健施設協議会の道老健大会が25、26の両日、札幌市内で開かれた。基調講演したコミュニティデザイナーで社会福祉士の山崎亮studio―L代表は、これからの介護業界や老健の在り方をコミュニティデザインの視点を通して展望。「地域包括ケアシステムは、医療介護連携のみではなく住民を含めて考えるべき」とし、不特定多数が主体となるまちづくりの手法を紹介しながら施設の『まち化』を提言した。


●「策定し機能させる」重要 高谷施設長、福祉施設BCP運用解説 札幌市人材定着化研修
●北海道地域福祉学会 自由研究と実践活動発表
●弟子屈町・特養摩周など7件 19年度北海道「福祉のまちづくり賞」
●札幌市キャリアパス制度導入支援事業 社労士が無料訪問・個別相談
●北海道ICT活用促進事業 無料で専門家派遣など各種制度活用呼び掛け 事業者向けフェスタ
●厚労省が示した論点 社保審介護保険部会第84回(10月28日)資料
●専門職の効果的・効率的な関与先進事例 一般介護予防事業推進方策検討会資料
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●コミュニティデイサービスみんカフェ(深川市)稲田亜紀管理者
【企画】●MSW協会が老健交流会
【連載】●介護アロマの第一歩 介護の現場でどう生かせるか=38
     北海道アロマケア協会代表理事 宮崎寿子氏
    ●幸せの「シカケ学」人や地域をエンパワーする、まちの仕掛けデザイン=12
     札幌市立大デザイン学部 片山めぐみ講師
    ●医療・介護をつなぐキーパーソン「同行事務員」=新連載
     医療法人新産健会 林達朗在宅医療事業部主任

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