北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2019年(令和元年)10月24日付

町内会介在、広がるネットワーク 札幌市西区・医療と介護の連絡協議会

 札幌市西区宮の沢では、町内会が地元の介護事業所・医療機関と連携する「宮の沢町内会医療と介護の連絡協議会」を2018年11月に発足し、ちょうど1年がたつ。当初の目的だった災害対策は、ボランティアの支援協力者を含む共同避難訓練実施で結実。こうした活動を通して、介護・医療の専門職と住民の顔の見える関係、町内会の介在する介護・医療ネットワークが広がり、独自の地域包括ケアシステムの新たな形も見えてきた。


インドネシア技能実習生受け入れ 石狩市社協

 外国人介護人材受け入れが加速化する中、北海道内社協も採用に乗り出した。石狩市社協は外国人技能実習制度を活用し、10月からインドネシア人技能実習生2人の受け入れを開始。運営する地域密着型特養あいどまり、認知症グループホームなごみにそれぞれ1人配置し実習をスタートした。


北海道・札幌市認知症介護指導者ネットワーク「リラネット」一般社団法人に移行

 北海道・札幌市認知症介護指導者ネットワーク「リラネット」は法人格を取得し、全国の指導者ネットワークでは福島県に次いで2番目となる一般社団法人となった。組織連携強化を図り、長期目標に道内各地で指導者を中心に小規模ネットワークを形成するなど支援を充実させ、地域の認知症ケア均質化を目指す。行政からの認知症施策に関する事業受託等も話し合われている段階で、法人組織として本格的活動を進めている。


札幌市一般介護予防事業推進プロジェクト「サッポロスマイル体操」

 増大する介護費用を抑えつつ、高齢者が長く生き生きと過ごせるよう支援するため、札幌市は一般介護予防事業推進プロジェクトの一環で「サッポロスマイル体操」を作製した。リハビリ職の監修で効果を求めつつ、「楽しさ」の要素を加え、誰もが継続して主体的に介護予防に取り組んでもらうツールとして普及を図っていく。


●北海道内2677人が受験 第22回ケアマネ試験 前回比212人減
●第22回ケアマネ試験【2019年度】講評 北海道ケアマネジメントサポートリンク奥田龍人氏
●2019年度ケアマネ試験問題
●指定申請・報酬請求提出時ルール簡素化 押印は指定申請、誓約書、体制届け出のみ
●交流スペースで勉強会、地域開放 青山氏招き技術・心構え学ぶ 札幌市東区特養モエレの里
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●ハピネスぴーす(札幌市白石区)舘山尚史代表取締役社長
【企画】●イオン北海道、たすけ愛ふくろう清田(札幌市清田区)
【連載】●介護アロマの第一歩 介護の現場でどう生かせるか=休
     北海道アロマケア協会代表理事 宮崎寿子氏
    ●幸せの「シカケ学」人や地域をエンパワーする、まちの仕掛けデザイン=11
     札幌市立大デザイン学部 片山めぐみ講師

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