北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2019年(令和元年)7月4日付

更別村社協生活支援体制整備事業「65歳からの暮らし方」冊子製作

 支え合いが自分ごとになるにはどうしたらよいか―。生活支援コーディネーターなら誰もが直面する壁だ。2016年から生活支援コーディネーターを配置した更別村社協は啓発より楽しさを優先させることを主眼とし、「65歳からの暮らし方」をテーマとした冊子製作をスタートした。ソーシャルデザイン、雑誌編集、撮影、取材・原稿執筆のプロを講師に迎え、住民自らが企画から取材、撮影まで担当する手法を通し、まちづくりや支え合いへの興味喚起につなげる。


元お笑い芸人の住宅相談員小宮氏「笑う!あんしんラジオ」放送開始

 人には言えないような介護を取り巻く悩みごとにも、笑いのエッセンスを交え、前向きな気持ちになれるメッセージを電波に乗せて―。元お笑い芸人という経歴を生かし、高齢者住宅相談員の小宮拓郎氏が札幌市内のコミュニティラジオ番組「笑う!あんしんラジオ」放送を開始した。毎週月曜午後6時から、現場介護職や在宅介護者をゲストに招き、寄せられた悩みに答えながら所属、立場を超えて専門職と市民をつなぐ懸け橋を目指す。小宮氏はタイセイの運営する老人ホーム無料紹介所「老後のあんしん札幌相談室」を担当。1日から、コミュニティFM放送局「ラジオカロスサッポロ」で介護従事者、在宅介護者に向け医療・健康・福祉などの情報を発信するラジオ番組「老後のあんしんプレゼンツ 小宮拓郎の『笑う!あんしんラジオ』」のパーソナリティーを務めている。


富良野市社協など3社福 地域公益活動協働、生活困窮者を支援

 富良野市社協、エクゥエート富良野、富良野あさひ郷の3社会福祉法人が協働の地域公益活動として、「生活困窮者サポート事業」を2018年4月に開始。財源は同社協50万円、エクゥエート富良野と富良野あさひ郷が各10万円を拠出し、「制度のはざ間」や「緊急性の高い困難事例」のケースに対し経済的支援、寄り添い型相談の両輪でサポートする。18年度は緊急貸付16件のうち約8割が返済されており、自立支援につながる成果を上げている。


前回をさらに下回る見通し 第22回ケアマネ試験北海道内受験申込者

 6月26日に申し込み受け付けを締め切った、第22回(2019年度)介護支援専門員実務研修受講試験の北海道内受験申込者数は、過去最少だった前回をさらに下回る3000人前後となる見通しだ。第21回(18年度)申込者数は資格要件厳格化などの影響から、前回比6割に及ぶ大幅ダウンの3275人。ケアマネ取得の魅力低下や現場への影響が懸念される中、動向が注目されていたが、今回も減少傾向は続きそうだ。


●根室市が「安心つながり手帳」作製 多職種連携による在宅療養へ活用を
●「断らない相談」後押しする仕組み創設提案 地域共生社会推進検討会
●福祉医療機構18年度施設建設費特養平米単価過去最高29万1000円 北海道最低22万2000円
●「福祉専門職こそ当事者理解を」ウェルフェアカフェLGBT勉強会
●現場から必要性発信を 外国人人材受け入れテーマ札幌で勉強会ケアファミリーネットワーク
●包括的支援のための新たな仕組みの検討 地域共生社会推進検討会資料から
●令和元年版高齢社会白書から
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●オーダン(江別市)加藤高一郎代表取締役
【企画】●いーと♪はーと-きよたNST(札幌市清田区)
【連載】●ケアマネ受験講座=3
     北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく)奥田龍人代表理事
    ●介護アロマの第一歩 介護の現場でどう生かせるか=24
     北海道アロマケア協会代表理事 宮崎寿子氏
    ●リレー連載 みんな元気になる介護へ―解決志向アプローチ=8
     居宅介護支援事業所びばおい 木村靖子管理者
    ●幸せの「シカケ学」人や地域をエンパワーする、まちの仕掛けデザイン=休
     札幌市立大デザイン学部 片山めぐみ講師

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