北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
週刊:介護新聞

2018年(平成30年)10月11日付

比布町「三平サロン」オープン 町民に親しまれてきた食堂活用

 比布町は9月から総合事業通所型サービスBの位置付けで「三平サロン」をスタートさせた。会場は長年、町民に親しまれながらも3月に閉店した「三平食堂」を、町が改修費などを負担、住民主体のサロンとして生まれ変わった。運営はサポーター20人が交代で担当し、町社協が後方支援。サポーターへの報酬はサロン運営を介護支援ボランティア事業対象とし、ポイントを付与。送迎は町の無料送迎サービスを活用するなど、町内の社会資源と既存事業を有効活用した取り組みといえる。


脳血管疾患後遺症リハに特化、北海道内初、札幌で相次ぎオープン

 脳血管疾患に伴う麻痺など後遺症リハビリに特化した北海道内初の施設が札幌市内で2カ所、相次ぎオープン。いずれも1回2時間、専門職によるマンツーマン訓練を自費で提供し、医療、介護の制度にしばられず納得できるまでリハに取り組みたいというニーズに応える新たな選択肢として注目される。


江別市内初の多機能型就労継続支援拠点、社会福祉法人北叡会

 社会福祉法人北叡会は、就労継続支援A型・B型機能を併せ持つ江別市内初の多機能型拠点として、手づくりパン、ケーキ販売とイートインできる本格カフェ併設パン工房を整備する。A型のみでは受け入れの難しかった就労訓練希望者を幅広く受け入れていくのが狙い。11月4日にオープンする店舗で厨房など内部業務を担う。同市内で江別地域複合型ライフケアセンター夢あかりなど介護・障害福祉事業を展開する北叡会は、同市大麻で利用者と雇用契約を結び最低賃金が保証される就労継続支援A型事業所を運営。法人内の高齢者向け住宅等での介護補助業務といった施設外就労をメインに訓練を行っている。


札幌市厚別区・青葉地区在宅事業所役割でシンポ

 社会福祉法人渓仁会の運営する札幌市厚別区の青葉ハーティケアセンターは「青葉地区における在宅事業所の役割」をテーマにシンポジウムを同センター内で開催。独居高齢者の多い地域の中で、登壇した地区民生委員は「夜に明かりが付いており、何かあったときに、すぐに駆け込めて情報をもらえる場ができたのは安心」と、24時間職員のいる施設に信頼を寄せた。事業所側は地域の力も借りながら、「地域住民に常に門戸を開くだけでなく、地域に入っていく存在にならなければ」と今後求められる機能を共有した。シンポジウムは、同センター内にオープンした小規模多機能型居宅介護あおば開設2周年記念企画「青葉ハーティケアセンター 地域と共にずーっと」として開かれた。


●環境変えず最期まで穏やかに 看取りでの施設役割など説明 北海道在宅医療推進フォーラム
●介護ロボット導入で夜勤職員配置加算状況など報酬改定効果調査内容を提示 社保審委員会
●介護人材の採用と活用に関する調査(抜粋) ニッソーネット
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●フレアサービス(旭川市)橋本裕也札幌エリアサテライト所長
【企画】●エムリンクホールディングスグループ(北見市)
【連載】●ケアマネ受験講座=15(終)
     北海道ケアマネジメントサポートリンク(けあさぽりんく)奥田龍人代表理事
    ●事例で分かりやすく解説 弁護士との連携=休
     札幌総合法律事務所 石塚慶如弁護士
    ●僕がケアマネを取ったワケ=新連載
     札幌里塚病院内科科長 松永隆裕氏

topへ戻る
ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。