北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2018年(平成30年)5月10日付

新ひだか町社協・GSW連携促進事業 独自講座開催し27人養成

 新ひだか町社協は2014年度からジェネラリスト・ソーシャルワーカー(GSW)を養成。現在、27人が連携しながら複合的な課題解決に取り組んでいる。横断的にネットワークを機能させ、GSWの判断で活用できる生活緊急SOS支援事業によって、ひっ迫した状況にも対応する事例を積み重ねており、他の自治体からも注目されつつある。ジェネラリスト・ソーシャルワークとは、複雑なニーズに対応して多様な支援を展開し、多面的に機能を発揮するソーシャルワークモデル。新ひだか町社協は独自の認定資格としてGSWを「ソーシャルワークの共通基盤である価値・知識に基づき、あらゆる個人・社会のニーズを対象に、多職種連携して支援する専門職」と位置づけ、14年度に養成講座を実施。受講対象者を(1)福祉サービスの相談、調整等に従事する社会福祉士または精神保健福祉士で2年以上の実務経験(2)行政機関で福祉相談援助業務に従事(3)その他、社協会長が認めたもの―とした。


介護助手育成・活用モデル事業 6施設で元気高齢者ら49人受入れ

 北海道老人保健施設協議会が2017年度に実施した「介護助手」育成・活用モデル事業を通して、7割前後の施設職員が「介護業務に専念できた」「利用者と関わる時間が増えた」など肯定的に受け止めていることが分かった。道内3圏域6老健が、周辺業務を担う介護助手として元気高齢者ら計49人を3カ月間受け入れ、導入効果など調査。職員にゆとりが生まれ、利用者の変化に対する気付きにもつながったという。


札幌で19・20日、日本ケアマネジメント学会in北海道

 日本ケアマネジメント学会in北海道「北の大地から、地域まるごとケアマネジメントへの挑戦」が19、20日に札幌市厚別区の北星学園大で開かれる。開催が迫る中、当日参加も受け付けており、地元にいながら最新知見に触れられる貴重な機会として、多くの参加を呼びかけている。


●18年度サ高住整備事業 WEB交付申請を開始 国交省
●メイト・サポーター(自治体型)全国1000万人弱に 3月末現在
●ベトナム・ドンア大とインターンシップ調印 社会福祉振興会が幸清会と連携し今夏開始
●北海道内市町村別キャラバン・メイト、認知症サポーター数=自治体型(3月31日現在)
●地域人材を活用した労働環境改善促進事業報告書から 北海道老健協
●小規模多機能16年度経営状況 サービス活動増減差額比率、登録率上昇で3.1P増4.1%
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【人物】●食べる力・円(北見市)橋田祐理子代表
【企画】●認知症GHだんらん(恵庭市)
    ●デイサービス歩風楽花川(石狩市)
【連載】●介護人類学=36
     日本医療大教授 林美枝子氏
    ●地域包括ケアを実現するために〜MSWの視点から〜続編=47
     札幌西円山病院地域連携推進室 大植友樹副室長兼経営管理部次長
    ●事例で分かりやすく解説 弁護士との連携=休
     札幌総合法律事務所 石塚慶如弁護士
    ●介護殺人を検証する=54
     ケアリング・コミュニティ研究会代表 千田忠氏

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