北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

3月号

特集記事

新タイプの予防薬の登場で目覚ましい進歩

片頭痛の最新治療

 頭がズキズキと痛む片頭痛は、仕事や家事、勉強に集中できなくなるなど日常生活に大きな支障を来す厄介な疾患だ。従来は薬で痛みを和らげる対症療法が中心だったが、最近は神経伝達物質や受容体に直接働きかけて発作を抑制する新タイプの予防薬が次々と開発され、目覚ましく治療が進歩している。片頭痛の発生メカニズムや最新治療について、札幌医科大学(中央区)神経内科学講座の岩原直敏助教に伺った。


羞恥心から受診できないケースが多いのが現状

便秘症

 悩んでいる人は多いものの、羞恥心等から受診につながらないケースが多いのが便秘症。女性に多いと思われがちだが、高齢になると男女比はほとんどみられなくなるという。今年1月に便秘外来を開設した北海道対がん協会札幌がん検診センター(東区)の津田桃子内科部長に、現状や治療法等について伺った。


相手をよく知るためには関心を持つことが大切

人間関係を深める「傾聴」

 同じ会話でも「訊く」「聞く」などといった言葉よりも、深いニュアンスを感じさせる「傾聴」。辞書によれば、「熱心にきくこと」を意味する。実際、傾聴はカウンセリングなどのコミュニケーション技法の1つともされているが、より普遍的にいえば、人間関係を深める姿勢そのものであるとも解釈できるだろう。傾聴とは具体的にどのようなことを意味し、どのように考えて実践すべきものなのか。傾聴をめぐるセミナー等を開催している特定非営利活動法人北海道総合福祉研究センターの五十嵐教行理事長に解説して頂こう。


「ピック病」が原因となるケースも

若年性認知症

 超高齢社会の中で、認知症はさらに増加する傾向があるが、65歳未満で発症した場合には「若年性認知症」と診断される。仕事に支障を来せば、生活面での影響も大きく、支援の問題も含めて課題は多い。メンタルケア札幌(東区)の鎌田稔精神科ソーシャルワーカーに現状を聞いた。


カラーグラビア /結びのいろは〜暮らしに役立つ紐結び〜

新聞や段ボールを束ねたり、大きな荷物を運ぶための持ち手を付けたりといった、生活の中のさまざまなシーンで役立つひもの結び方をご紹介します。

取材協力・さっぽろ子育て風呂敷活用術 結び屋ゆいく

「荷造りする」

 引っ越しの荷造りをする際に、荷物を固定し運びやすくするためのひもの掛け方をご紹介します。新聞や段ボールをまとめるときにも応用できます。今回のひもの結び方は、結び目をしっかり固定でき、また簡単にほどくことも可能で、荷造りと荷ほどきに便利な「かます結び」をご紹介します。

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