北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
暮らしと健康の月刊誌:ケア

3月号

特集記事

動脈による神経圧迫を解放する新手術法を開発

足根管症候群

 足根管症候群(TTS=tarsal tunnel syndrome)は、内くるぶし近辺を走行する神経が圧迫され、足裏に痛みや痺れなどの症状が現れる疾患である。これまであまり認知されていなかった動脈の屈曲・蛇行が発症要因の1つになっていることに着目し、新たな手術法を開発した釧路労災病院(釧路市)の井須豊彦脳神経外科部長・末梢神経外科センター長に臨床の最前線から同疾患について解説をして頂いた。


原因食物の回避とマスク着用が予防策

シラカバ花粉症と果物アレルギー

 リンゴや洋ナシなどの果物を食べた直後に、口や喉がかゆくなったり、腫れぼったくなることはないだろうか。これらの中には花粉症から誘発されるケースもあるという。北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック(西区)の白崎英明院長に花粉症と果物アレルギーについて解説して頂いた。


重篤化すると突然死に至る可能性も

エコノミークラス症候群

 最近では新型コロナウイルス感染症による外出控えなどから、注意喚起が成されたエコノミークラス症候群。狭い場所に長時間座り続けることが血栓ができるリスクになることから、その名称で呼ばれている。かわむら整形外科(富良野市)の川村大介院長に、整形外科領域での予防策も含めて解説して頂いた。


急速に患者さんが増加。不正出血に要注意

子宮体がん

 女性特有のがんの中でも、近年特に増加傾向にあるのが子宮体がん。子宮頸がんもいまだ増加傾向にあるが、子宮体がんの増加率は突出しているという。朋佑会札幌産科婦人科(北区)の郷久晴朗院長に、子宮体がんと子宮頸がんの違いや特徴も含めて解説して頂いた。


コロナ禍以降、補聴器の相談も増加傾向に

難聴は認知症のリスクファクター

 難聴になると日常生活にさまざまな支障を来すようになるが、近年は認知症発症のリスクになることが指摘されている。高齢化と共に難聴の人が増加している一方、補聴器の使用率が低いといった課題もあるという。とも耳鼻科クリニック(中央区)の新谷朋子院長に、若年層に多い難聴の種類も含めて、難聴を巡る現況を聞いた。


カラーグラビア /いっしょに、あそぼう!手づくりおもちゃ

「おうち時間を楽しくする☆家にあるものでおもちゃを作ってみよう!」をテーマにおもちゃの作り方をご紹介します。取材協力・札幌市環境プラザ

今月のおもちゃ/段ボールで作るスタンプ

今月は 段ボールを使って、スタンプを作るよ。とても簡単なので、好きな形を作ってみてね!

ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。