手足のこわばり、関節の腫れや痛みといった症状から、進行すると関節や骨の変形、臓器や血管など全身に炎症を引き起こす関節リウマチ。1980年代までは痛みを緩和する対症療法が主体で根治治療を望めないことから“不治の病”とも言われていました。しかし、近年は生物学的製剤の登場や検査機器の発達によって極めて早期の診断ができるようになるなど治療は飛躍的に進歩しており「寛解(症状がなくなる)」が可能な疾患となっています。関節リウマチ治療の最新状況について、北海道内科リウマチ科病院(西区)の清水昌人院長に伺いました。
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