北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

6月号

特集記事

痛みとしびれを改善するポイント

姿勢の悪さは腰痛のもと

 新型コロナウイルスの影響で在宅生活を強いられる日々が続く中、気になるのが運動不足や、元々感じていた筋肉、関節の痛み。中でも腰痛は多くの人が訴える代表的な痛みといえる。平山医院(函館市)の竹内光リハビリテーション部長は、日常生活の姿勢の悪さがこうした痛みの大きな要因となっていると強調する。その具体的な例と解消策についてアドバイスしてもらった。


和食の欠点をカバーして減塩

乳和食とは

 日本の伝統食である和食は健康的な食事と考えられているが、しょうゆや味噌などの調味料は塩分が高いことが指摘されており、減塩は日本食の課題ともいえる。そこでこの伝統的な調味料に牛乳を加えて美味しく減塩できる調理法として提案されている「乳和食」について、乳和食推進リーダー養成講習会を受講し推進リーダーとなった大谷地病院(厚別区)の谷文乃栄養部課長に教えて頂いた。


重症例での適応が増えているリバース型人工肩関節

腱板断裂

 肩の痛みを伴う疾患は、いわゆる五十肩などと呼ばれる肩関節周囲炎や骨折、肩腱板損傷、肩腱板断裂、変形性肩関節症、リウマチ性肩関節炎などさまざま挙げられる。肩の痛みに悩まされる方は加齢と共に増える傾向にあるが、「歳だから」とあきらめたりせずに早めに医師に相談することが大切だ。肩関節疾患の中でも症例が多い腱板断裂を中心に、クラーク病院(東区)の佐々木勲医師に解説して頂いた。また、腱板断裂等の重症例では「リバース型人工肩関節置換術」という治療法が注目されており、あわせて紹介して頂いた。


カラーグラビア /手ぬぐいの楽しみ方

今月のテーマ/ふろしきマスクの作り方

 ふろしきとゴムだけで簡単に簡易マスクが作れます。ふろしき以外に、半分に折った手ぬぐいやバンダナ、ガーゼハンカチなど、いろいろなもので作れますので、マスクがなくて困ったときに活用してください。

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