北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

12月号

特集記事

要介護になったら“支えられ上手”に

老後を元気に生きる秘訣

 高齢者人口が年々増加し、終末期をいかに迎えるかに目が向けられている。終末期を考えることは重要だが、その前に残された人生をいかに元気に生きていくかを考えていくことも大切だ。認定NPO法人シーズネットの奥田龍人理事長は、高齢期を迎えたら一度人生の 棚卸し”をして今後を考えてみてはと提言する。老後をいかに元気に過ごすか。その考え方や秘訣を伝授して頂こう。


認知症との鑑別が重要

高齢期のうつ病

 高齢期の精神・神経疾患の中で、うつ病は認知症と並ぶ代表的な病気である。高齢化社会が加速する中で、心の健康問題はますます重視され、うつ病患者数の増加も予想される。札幌医科大学附属病院(中央区)神経精神科の河西千秋教授に解説して頂いた。


必要なときに必要な人のために

救急車を正しく利用しよう

 毎日救急車のサイレンを聞かない日はないという人もいるのではないだろうか。札幌市の年間の救急出動件数は右肩上がりに上昇を続け、昨年の出動件数は過去最高になった。しかし中には安易な理由で救急車をタクシーのように利用しようとする人もいる。札幌市の救急車の利用状況について、札幌市消防局警防部救急課の紺野崇救急需要担当係長に教えて頂いた。


特に高齢者は小まめに水分補給を

冬場の脱水症

 “脱水症”といえば夏場のイメージが強いが、空気が乾燥する冬場もそのリスクは高まる。加えて冬場に多いウイルス感染も脱水症を引き起こす要因となり、特に高齢者は注意が必要な時期となる。西堀病院(函館市)の上野久美子感染管理認定看護師・副看護師長に注意点についてアドバイスを頂いた。


治療の選択肢が拡大

腰椎椎間板ヘルニアの薬物療法

 腰の痛みの原因となる病気として、耳にすることの多い腰椎椎間板ヘルニア。重症の場合は手術が必要となるが、最近は注射だけで治療が可能な治療薬も登場している。どのようなケースが対象となり、どのように治療が行われるのか、白石整形外科(白石区)の河村秀仁院長に解説して頂いた。


カラーグラビア /手ぬぐいの楽しみ方

今月のテーマ/手ぬぐいラッピング

 輪ゴム1本で作れるラッピングは、お花のように華やかな見た目。クリスマスや誕生日に季節のモチーフが入った手ぬぐいで作るのがお勧めです。

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