北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

6月号

特集記事

産後うつ病や月経前症候群も増加傾向に

女性の心身症

 朋佑会札幌産科婦人科(北区)の郷久鉞二理事長は、23年前の開院時から昨年まで1万人以上の心身症関連疾患の診療を行ってきた。その上で、昨年1年間の統計データとこれまでのデータの比較から現在の患者さんの傾向を検証。社会の変化や医療の進化と共に、心身症はどのような変遷をたどり、どのような傾向がみられているのか。また、ある事例を通して、心身症関連疾患の診療で重要な視点についてうかがった。


普段からできる減災

外出時の備え

 いつ起こるかわからない災害。普段からどのような準備をしているだろうか。どのような災害か、どこで災害に遭うかによって、備え方は違うがまずは命が助かることが重要。外出の機会が増えるこの季節、出かける前に知っておきたい外出時の注意点について、北海道防災士会の横内春三代表に教えていただきました。


南渡島地域包括緩和ケアネットワークの取り組み

緩和ケアをいかに考えていくべきか

 函館おしま病院(函館市)は2004年にホスピス病棟(緩和ケア病棟)を開設し、道南地域におけるホスピス医療の中核的存在として活動を行っている。道南地域でもがん診療を提供する医療機関の整備が進み、また、緩和ケアに携わる医療職が増える中、同病院の福徳雅章院長は2年前に「南渡島地域包括緩和ケアネットワーク」(MOPN)の立ち上げを呼び掛け、さまざまな活動を展開している。同取り組みや考え方等について福徳院長に紹介して頂きながら、私たち一般人にとっても、ホスピス/緩和ケアをどう考えるべきかを考察する機会としたい。


生活に寄り添うリハビリテーション

作業療法士の役割

 リハビリテーションの現場では理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などといった職種が活躍しているが、このうち日常生活動作などの回復を通して、社会復帰に向けた支援を行っているのが作業療法士だ。社会医療法人高橋病院(函館市)の佐藤亜音作業療法士に具体的なリハビリ内容について解説してもらった。


ガイドラインに沿った標準治療を推奨

乳がん

 日本人女性の11人に1人が発症する「乳がん」。がんの性質や進行度に応じた診療、ガイドラインに沿った標準治療について、北海道大学病院(北区)乳腺外科の山下啓子教授に解説して頂きました。



カラーグラビア /便利で楽しい ふろしき包み

第3回 「バッグカバー結び」

 手持ちのバッグを手軽に変身 「バッグカバー結び」。

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