北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

5月号

特集記事

気付かぬうちに動脈硬化が進行する可能性が

脳卒中と脂質異常症

 年間10万人を超える方が亡くなっている脳血管疾患。高齢化の加速と共に、日常生活上の注意がより求められている。新さっぽろ脳神経外科病院(厚別区)の渋谷恵外来・地域医療連携室看護師長に、脳卒中と脂質異常症の関連に焦点を当てアドバイスをして頂いた。


ウイルス、細菌、アレルギーなどが原因

結膜炎

 目が充血して真っ赤に腫れ、目やにがたくさん出るなどの症状に悩まされる結膜炎。原因は大きく分けて3つあり、よく聞かれる「はやり目」もその一つで、人にうつさないように注意が必要という。眼科では一般的な結膜炎について、ひきち眼科(北区)の引地泰一院長に教えて頂いた。


年々進化する治療薬に、死亡者は減少傾向

気管支ぜんそく

 気管支ぜんそくは、治療薬が年々進歩し、薬によって症状コントロールができている患者さんが増えている。しかし、毎年ぜんそくで死亡する患者さんがいることも現実であり、未だ油断のならない病気であることに変わりはない。最近はぜんそく治療に対する生物学的製剤も登場しており、治療の選択肢はさらに広がりをみせている。こうした治療薬を含め、気管支ぜんそくについて、おびひろ呼吸器科内科病院(帯広市)の谷口雅之医師に聞いた。


乳房濃度と検診を巡る近年の傾向

高濃度乳房とは

 乳がん検診で行われているマンモグラフィ検査で、検査上の考え方として「乳房濃度」という分類がある。特に「高濃度乳房」に分類される場合はマンモグラフィでの乳がんの発見をしにくくするケースもあるという。果たして高濃度乳房とはどのような状態を指すのか。この考え方を巡る国内や世界の検診の動向も含めて、札幌ことに乳腺クリニック(西区)の白井秀明統括管理部長に解説して頂いた。


発症要因は不明だが、女性に多い傾向が

ガングリオン

 持つ、つかむ、握る等々、手は日常的に絶え間なく使っているもの。しかしながら、手も酷使することで何らかの障害が発生することがある。日常的に使う部位だけに、障害を来せばQOLへの影響は大きなものとなってしまう。手の病気の中でもよくみられるガングリオンについて、ていね整形外科リハビリクリニック(手稲区)の石川淳一院長に解説して頂いた。


気になる症状は早期受診を

関節リウマチと薬物療法

 国内には70万人もの患者さんがいるといわれる関節リウマチ。かつては有効な治療薬が少なく、関節破壊の進行の抑制は困難と考えられていた病気だった。が、近年は急速に治療薬が進歩し、関節リウマチ治療の現場は劇的に変化したといえる。八木整形外科病院(西区)の安田泉副院長に、リウマチ疾患と治療薬の現状について解説して頂いた。


カラーグラビア /便利で楽しい ふろしき包み

第2回 「エコバッグ包み」と「すいか包み」

 買い物で役立つこと間違いなし、2か所を結ぶだけで完成
「エコバッグ包み」と「すいか包み」。

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