北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

1月号

特集記事

注目される新規経口抗凝固薬 NOAC/DOAC

心房細動と抗凝固療法

 心房細動は高齢者に多くみられる不整脈のことで、加齢と共に増加する病気だ。合併リスクとなる心原性脳梗塞を予防するため、抗凝固療法が行われているが、近年NOAC/DOACと呼ばれる経口抗凝固薬が登場し、治療の選択肢を広げている。宮の沢内科・循環器科クリニック(西区)の佐藤愼一郎院長に、心房細動と抗凝固療法について解説して頂いた。


成長発達に悪影響を及ぼす可能性も

子どもの睡眠時無呼吸症候群

 「寝る子は育つ」ということわざがあるが、睡眠は子どもの健全な成長のためにはとても大切なもの。ところが、アレルギー性鼻炎やアデノイド、扁桃肥大で子どもにも睡眠時無呼吸症候群がみられるケースがあり、良好な睡眠が得られないために心身の成長発達に深刻な影響を与える可能性もあるという。とも耳鼻科クリニック(中央区)の新谷朋子院長に解説して頂こう。


求められる若年性乳がん体験者の交流の場

若年性乳がん体験者の支援団体「Pink Ring」の取り組み

 若年性乳がん体験者の支援団体「Pink Ring」(ピンクリング)が、発足後初めて全国キャラバン活動(企画・認定NPO法人キャンサーネットジャパン)を開始した。道内では11月に札幌ことに乳腺クリニック(西区)を会場にセミナー等の活動を終えたが、協力者を務めた同クリニックの看護師であり、乳がん体験者コーディネーター(BEC)である永井都穂美さんに「Pink Ring」の活動について紹介して頂いた。


喫煙係数の高い方はCTと喀痰細胞診検査を

肺がんをめぐる治療法の進化

 未だ日本人男性のがんの死因のトップを占める肺がん。女性も大腸がんに続いて第2位を占めている。ここ数年で治療薬や治療機器が進歩し、患者さんの予後も改善しているが、まだまだ肺がんの早期発見は難しいのが現状だ。肺がんをめぐる最近の動向と、早期発見のためにできることについて、おびひろ呼吸器科内科病院(帯広市)の菅原好孝院長に話題提供して頂いた。


カラーグラビア /ほっかいどう クロニクル 写真と文章で綴る今昔物語

第22回

 道内でも観光地として人気のある小樽。歴史ある建造物が数多く残る情緒ある街並みにはファンも多い。人々の生活の中に歴史が溶け込む独特の魅力が感じられる街。

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