新型コロナウイルス感染症により、大学における看護教育においてもこの1年半、さまざまな変革が求められました。オンラインと対面のハイブリッド型の教育が突如、主流となる中、学生たちの学修の機会の確保や学びの質をどう保障していくかは今後も継続した課題として突きつけられています。そうした中、今年8月28日(土)にWeb開催された一般社団法人日本看護研究学会第29回北海道地方会学術集会では、「Withコロナ・Afterコロナに育む看護の心〜看護教育実践の新常識〜」をテーマにシンポジウム等を実施。全道から100人がオンラインで参加し、臨地実習が中止となるなどさまざまな状況への対策などについて情報交流しました。本号では、学術大会長である旭川医科大学医学部看護学科教授の服部ユカリ氏に、大会の成果やコロナ禍における看護教育の現状・課題などについてお話しいただきました。
|