北海道医療新聞社

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看護職向け月刊誌:ベストナース

11月号

特集

令和2年度高齢者ケア施設の看護管理者懇談会より/感染管理認定看護師 村中奈生美氏

今できることを考え行動を〜高齢者ケア施設における感染管理

 公益社団法人北海道看護協会主催の令和2年度高齢者ケア施設の看護管理者懇談会が札幌市内で開かれ、施設における感染管理についてNPO法人バーンシュタイク理事で感染管理認定看護師の村中奈生美氏が講演しました。高齢者ケア施設の看護管理者約90人(うちリモート参加40人弱)が参加。これまでさまざまな高齢者ケア施設で指導を行ってきた村中氏は、感染発生時の初動の重要性を強調し、「平常時からの感染対策の徹底と組織としての危機管理体制の構築が重要」と指摘。「諦めずに今できることを考え、行動する」大切さを訴えました。本号では、村中氏の講演から高齢者ケア施設における感染管理について学びます。


北海道看護協会 看護職のためのセカンドキャリア講演会より/公益財団法人日本生産性本部 栗林裕也氏

-定年後、後悔しないために-

 北海道看護協会主催の令和2年度離職看護職員相談事業 看護職のためのセカンドキャリア講演会(10月号で一部既報)では、公益財団法人日本生産性本部コンサルティング部 人材開発コンサルタント キャリアコンサルタントの栗林裕也氏が「定年後も自分のキャリアを活かすために」をテーマに講演しました。栗林氏は、定年後に後悔しないためにマネープランなどの自分の状況や働き方などの希望を明確にする重要性を指摘。仕事を意味づけすること、あえてアウェイに飛び込むことなど、人生100年時代において定年後の人生を豊かにするポイントも紹介しました。本号では、栗林氏の講演の一部概要を紹介します。


日本赤十字秋田看護大学 看護学部看護学科 教授 山田典子氏

特別寄稿/大規模災害時の死体検案に関する支援とフォレンジック看護

 性暴力、虐待、災害などの被害者・被災者支援、犯罪等に対し科学的な調査等による防止活動などを行うフォレンジック看護は、本邦においてもその活動に注目が集まっています。
弊誌では2016年に日本赤十字秋田看護大学看護学部看護学科の山田典子教授による連載を掲載しましたが、本号では「大規模災害時の死体検案に関する支援とフォレンジック看護」と題し、山田教授に再び寄稿いただきましたのでご紹介します。


■第27回看護・教養図書ガイド
《特集内容/掲載施設・取材先》
(1)「おうち時間」と「私を助けてくれた本」
札幌市立大学・松浦和代副学長/看護学部長、札幌南徳洲会病院・工藤昭子看護部長、北海道助産師会・高室典子会長、暮らしの訪問看護ステーション・下川真紀子管理者
(2)道内編著者インタビュー
札幌皮膚科クリニック・安部正敏院長、脳損傷友の会コロポックル・薮中弘美副代表、日本赤十字秋田看護大学・山田典子教授
(3)新刊案内&編集部の推薦本
(4)書店の売れ筋情報・注目本
紀伊國屋書店札幌本店、MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店、三省堂書店札幌店
■看護管理者に聞く
《取材先》市立札幌病院、手稲渓仁会病院、札幌南徳洲会病院


【連載】
●看護大学の窓から 第28回
札幌保健医療大学保健医療学部看護学科 准教授 中田真依氏
●気軽に 楽しく コンチネンスカフェ 第55回
●回想法で楽しくやさしく〜心療回想法の理論と実際〜
-日本回想療法学会 小林幹児会長-
第194回 コロナ時代に生きる高齢者
●誌上看護研究発表
手稲渓仁会クリニック「在宅で成長ホルモン療法を継続している幼児期の子を持つ親が困難を抱く時期の実態調査」
●ナースの暮らし応援ガイド
「ヨガでリフレッシュ(77)」
●リラックス・タイム〜日本茶トピックス
[日本茶インストラクター 玉木幸男氏(お茶の玉翠園)]
●ニュースBOX
●ナースレーダー

【グラビア連載】
●3年目の決意−日々の成長が組織のチカラに−
第56回 北海道大野記念病院
●Pick Up トレンド(東急ハンズ札幌店)
-最新・おすすめ〔入浴剤〕グッズ-
●エンタメガイド[映画・DVD・イベント・音楽情報]
●お取り寄せ[お肉たっぷり よしやすカレー(食肉工房よしやす)]

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