北海道医療新聞社

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看護職向け月刊誌:ベストナース

10月号

特集

長期療養と生活機能を備えた新たなモデル

介護医療院の開設準備と運営の実際

 長期的な医療・介護ニーズを併せ持つ高齢者を対象に日常的な医学管理、看取りやターミナルケアなどに対応する医療機能と、長期療養・生活施設としての機能を兼ね備えた施設として18年度介護報酬改定で創設された介護医療院。本道でも医療療養病床や介護療養型老人保健施設からの転換が始まっており、9月1日現在で札幌市2施設、苫小牧市1施設、函館市1施設の計4施設、定員合計368人が届け出ています。
 これから本格化する介護医療院への転換を前に、先行3施設から開設を決断した要因、開設準備、実際の運営、そこでの看護の役割などについて聴きました。また、このほどテレビ会議システムを介して札幌でも開かれた初の開設に向けた研修会の模様を紹介します。


第16回日本乳癌学会北海道地方会 看護セミナーより

北海道のナースでつながろう!乳がん看護で明日からできること

 第16回日本乳癌学会北海道地方会・第98回北海道医学大会乳癌分科会の看護セミナーが札幌市内で開かれ、講演のほか「北海道のナースで繋がろう、再発から、終末期ケアで困っていること」をテーマとしたシンポジウム、実践発表が行われました。本号では、第一部のうち医療法人東札幌病院看護部長の大串由美子氏の講演「乳癌とは?北海道の乳癌看護の課題」と、第二部のシンポジウムにおける発表を紹介し、乳がん看護の現状、看護の質の維持・向上、ケアの均てん化に向けた課題などについて学びます。


北海道胆振東部地震

その時、看護はどう動いたか?〜地震直後の初動を緊急レポート

 2018年9月6日(木)午前3時7分。胆振地方東部を震源地としたマグニチュード6・7の巨大地震が北海道を襲いました。厚真町で最大震度7を記録。死者は41人。全壊・半壊は200棟近くに及び、現在も1440人が避難所生活を送っています(いずれも9月14日午前時10時現在)。本誌では、震度6弱を記録した千歳市、震度5強の苫小牧市、そして震度6弱の札幌市東区を含めた計6施設の看護部長の方々に地震直後の初動を伺いました。それぞれの病院では、自分たちの不安や恐怖をよそにベッドサイドに駆けつけた看護職の姿、そして、そうした看護職を支え、守り続けている看護管理者の方たちの懸命な姿が浮かび上がりました。「その時、看護はどう動いたか?」―道内すべての看護職の方々に敬意と感謝を込めながら、6施設の初動の一端を紹介します。



■北海道看護協会保健師職能集会から
講演「公衆衛生看護活動の原点を探る〜先輩保健師の語りからみえる保健師の未来〜」
歴史・民俗学者 木村哲也氏
■北海道看護協会札幌4支部合同看護管理者懇談会
シンポジウム 認知症の人の意思決定支援
■北海道医療勤務環境改善支援センターの業務を知る・活用する
■北海道看護協会小樽・後志支部合同会員懇談会
「看護職の役割拡大」
■北海道看護協会准看護師懇談会
准看護師を取り巻く現状と進学・通信制の実際


【連載】

●地域をつなぐ緩和ケア認定看護師 第3回
●気軽に 楽しく コンチネンスカフェ 第30回
●回想法で楽しくやさしく〜心療回想法の理論と実際〜
-日本回想療法学会 小林幹児会長- 
第169回 回想法の原点を巡る<3>精神世界を広げた「ユング」
●看護大学の窓から〜若手教員の視点 第16回
札幌保健医療大学保健医療学部看護学科講師 中田真依氏
●地域をつなぐ〜ベネレイトの実践より 第28回
●誌上看護研究発表
石狩病院「外来透析患者の自分の足を見る習慣化に向けた意識改革の取り組み〜足に関心を持つために〜」
札幌東徳洲会病院「診療看護師が施行する末梢留置型中心静脈カテーテル(PICC)の実態調査」 
●ナースの暮らし応援ガイド「ヨガでリフレッシュ(52)」
トータルバランスリポ主宰 池田清美さん
●リラックス・タイム〜日本茶トピックス
[日本茶インストラクター 玉木幸男氏(お茶の玉翠園)]
●ナースレーダー
●ニュースBOX
●ブックレビュー
●インフォメーション
【グラビア連載】
●3年目の決意−日々の成長が組織のチカラに−
第31回 砂川市立病院
●Pick Up トレンド(東急ハンズ札幌店)
-最新・おすすめ〔玄関まわり〕グッズ-
●エンタメガイド[映画・DVD・イベント・音楽情報]
●お取り寄せ[クマの形をした最中セット(札幌 餅の美好屋)]

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