北海道医療大学大学院、倶知安厚生病院、恵み野訪問看護ステーションはあと、小樽市立病院、旭川医療センター、旭川医科大学病院、北海道医療センター、北海道がんセンター
国の看護師の特定行為研修制度が2015年10月にスタートし、17年2月27日現在全国に指定研修機関は39施設。道内では北海道医療大学大学院看護福祉学研究科看護学専攻のナースプラクティショナー(NP)コースが唯一の指定研修機関となっています。国立病院機構では、東京医療保健大学大学院看護学研究科看護学専攻の修士課程で養成、公益社団法人日本看護協会では、認定看護師教育課程を要する研修学校を3年間休止し、認定看護師登録者への教育をスタート。一般社団法人日本慢性期医療協会の課程修了者も道内に誕生しています。
2025年を見据えた国の医療施策の展開は、要となる地域包括ケアシステムの構築という課題の推進力として、看護職の役割の重要性、多様性に大きな期待を寄せています。
看護師の特定行為研修制度はその一環として注目を集めているところです。しかし、国が2025年までに目指すとした二桁万人の養成は、全く展望が開けていません。そういう中、先駆けて活躍する診療看護師、特定行為研修を修了した看護師が、臨床現場でどのように活躍しているのか、実践報告します。また、道内唯一の指定研修機関である北海道医療大学大学院看護福祉学研究科看護学専攻教授の塚本容子氏から話を聴きました。
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