H15年9月議会 | 平成15年10月11日 |
一般質問 | 質疑・答弁内容 | |
質問1 | 笹原議員 | 産業振興及び雇用対策について 北海道の経済が一向に回復の兆しが見えない中にあって、地元産業界がいずれも厳しい経営環境に立たされており、あわせて5月の道内失業率が8.1%と雇用情勢も一段と厳しい状況下にあります。従いまして、先の議会でも質しましたように、地元企業に対する振興支援策及び雇用対策について、町としてどのような思索を考えておられるのか伺います。また、個人住宅建設資金や店舗改装資金の一部補助制度、中小企業振興資金及び季節勤労者生活資金の無利子融資制度など、地方自治体として政策的な支援を講じるべきではないかと思いますが、町の産業政策・雇用政策について伺います。 |
答弁 | 北川町長 | 地元企業に対する支援及び雇用対策については、一自治体として何ができるか苦慮しているところでございます。今のところ新たな支援制度の創設は考えていませんが、既存の制度を活用して支援してまいりたいと考えています。先の議会でも申しましたように、来年度からは住宅のリフォームに対する補助制度の導入を、検討しているところでございます。 |
質問2 | 笹原議員 | まちづくりの建設計画について 新町のまちづくりの将来構想及び建設計画については、4町村の法定合併協議会で策定に向けて協議が進められていますが、4町村の一つである遠軽町が提案しようとしている町単独のまちづくりの将来構想及び施設整備構想(建設計画)の素案について、具体的に伺います。 |
答弁 | 北川町長 | 遠軽町としての施設計画、又は事業計画につきましては、本町の第3次総合計画や選挙の公約事項の中から取り上げてまいります。さらに遠軽町が今まで取り組んでまいりましたまちづくりについて、何が必要な施設であるのか、又は事業であるのかを考慮して提案してまいりたいと考えています。 |
質問3 | 笹原議員 | 中心市街地の活性化について 中心市街地の活性化については、先の議会で「駅周辺を中心とする市街地の活性化に取り組んでまいりたい」と答弁されていますが、例えば、中心市街地の街区の問題、公共集客施設や商業関連施設の整備の問題など、中心市街地活性化事業の全体構想について、もう少し分かりやすく具体的に考え方を伺います。 |
答弁 | 北川町長 | これまでの中心市街地活性化計画は白紙に戻して、新たに駅周辺を中心とする活性化事業に取り組んでまいります。町としては、駅周辺再開発と中心商店街活性化を同時に進めるために、北海道に対して、来年度からの基本調査を要望しているところでございます。基本調査にあたっては、地域の住民の方々とも十分に相談し、話し合いをしてまいります。街区の対象範囲は、北2丁目から南4丁目、宮前町の一帯で、44,5haであります。 |
質問4 | 笹原議員 | 道道湯の里・生田原停線の改良工事について 道道湯の里・生田原停車場線の改良工事については、遠軽から瀬戸瀬温泉を経由し生田原に抜ける迂回路がありますが、現況は瀬戸瀬温泉で行き止まりとなっております。しかしながら、多くの町民から観光資源の有効活用、地域間交通の整備、地域振興等の観点から早期の路線竣工が待ち望まれています。したがいまして、この路線の竣工は新町のまちづくり将来構想にとっても極めて重要な懸案事項でありますので、道路管理者の北海道に対して、道路改良工事の早期実現を強く要請すべきであると思いますが、町長の考え方を伺います。 |
答弁 | 北川町長 | 瀬戸瀬温泉から生田原に抜ける道路改良工事については、合併に絡めて新町のまちづくり建設計画に取り込めるか検討してまいります。 |
質問5 | 笹原議員 | スポーツ合宿所の早期建設について スポーツ合宿の誘致運動に取り組んでいる遠軽町としては、合宿所の建設が当面する懸案事項となっていますが、厳しい財政状況にあっていまだ実現が難しい現状にあります。従いまして、新町のまちづくり将来構想及び建設計画の中で取り組むべき課題であると思いますが、町長の考え方を伺います。 |
答弁 | 北川町長 | スポーツ合宿の誘致運動や、スポーツのまちづくりを進めている遠軽町としては、合宿所の建設をもって関連する施設整備は完了するものと考えておりますので、新町のまちづくり建設計画の中で取り上げてまいりたいと考えています。 |
質問6 | 笹原議員 | 町立小中学校の選択制について 町立小中学校の学区制については、教育環境の変化や学校現場の活性化を踏まえるとき、利用者が希望する教育、充実した教育、特色ある教育を自由に選択できるように学区制の改革、学校選択制の導入について検討すべきであると考えます。したがいまして、現行の学区制については、一部学校選択制を導入し、通学区域の自由選択によって、利用者が選ぶ教育・学校の早期実現を図るべきであると思いますが、教育委員会の考え方を伺います。 |
答弁 | 千葉教育長 | 町立小中学校の通学区域の変更、又は一部学校選択制については、父母や保護者、地域の方々のご意見を賜りながら慎重に検討をしてまいりたいと考えております。いつ頃になるかは、現在のところお答えできる状況にありませんので、ご理解を願います。 |
以 上 |