RYO NISHIKIDO First Live ほか 感想文

 NewSコンの感想と合わせて書きます。
 だって、NewSコンを分けても、内容の9割は亮ちゃんのことしか書けませんもん(笑)。そのため、前半はNewSコンでの亮ちゃん、後半はソロコンの亮ちゃん、ってことで。

 8日夜の部のNewSコンを観たわけですが、くどいくらい前置きしているように、9割がた錦戸亮しか観てません。しかも、オペラグラスで凝視状態のため、全体像がまるで把握しておりません。よって、マトモなコンレポは不可能です。首が痛くなるほど亮ちゃんのいる方を観てました。
 オープニングからずっと焦点は亮ちゃんで、スタンドの前の方で、加えてサイドステージみたいなのが目の前にあったんですけど、ひたすら亮ちゃんを双眼鏡で追う、という感じでしたね。
 始まる前にセットを見て、「やっぱりお金かかってるなー。タッキーのソロコンより立派だわ。エイトとは比べるまでもないし」と、心の中で呟いたことまでは把握しておりますが、始まったらそのセットがどういう使われ方をしたのか記憶に無い・・・・というより、見ていない(汗)。
 オペラグラスで亮ちゃんを追っていると、目の前に大きな障害物が見えるんですよ。「ええい、なんだこの邪魔な物体は!」って、リフターの柱だったりするわけです。ってことは、たぶん誰かが頭上にいるってことなんですが、視線は遥か彼方にいる錦戸亮なんです。
 未だかつてそういう見方をしたことないんですが、何故か「亮ちゃんを一秒たりとも外さないぞ!」という強い気負いがありまして、肝を据えてそういう行動に出てました。

 アイドルらしい軽快でカッコいい系の曲で歌い踊る様子を見てました。やっぱりNewSは違うぜー、こういう曲、エイトじゃ無いもんね。
 ただ、ペース配分してましたね。息を抜くところではちゃんと抜いているようでした。それを見て少し安心するワタシ。
 MCは、「フッフ・フ、ホーーーッ」に終始して、盛り上がりました。特にMCが終わってから。
 なんでも、ジャニーズのコンサートでは必ずそういった合いの手(?)が入るよね、という話になり、「それじゃ、○○君(言い出した人)のパートで、会場の皆さんフッフ・フ ホーをやって下さい」と言ったものだから大変。
 ノリのいい関西ですからね、そこは皆さんあうんの呼吸。一致団結して言いました、フッフ・フ ホーーーッを。
 あまりの出来の良さに、ピー君がソロの途中で吹いてしまうほど、観客は優秀でした。言い出した当人は、手を合わせて「やめて」と哀願するも、そんな楽しいこと関西人がやめてくれるはずもなく、「やめろというのは”もっとやれ”ということ」、を実践しておりました。
 亮ちゃんもそれを楽しんでいるようで、他のメンバーは踊っているのに、踊るのを放棄してフッフ・フ ホーを煽ってました。
 にも関わらず、自分のソロでもフッフ・フ ホーをする客席に「やめろや!!」と叱りとばす錦戸様。嗚呼、なんて素敵に自分勝手。
 結局、この日の客席は最後までフッフ・フ ホーを律儀に続けてました。
 
 亮ちゃんは色々と登場してまして、全体的に落ち着いた雰囲気のアイドルでしたね(笑)。はじける若さの足りない、シックなアイドル。
 相変わらず客席に「自分、うるさい!」と毒づいてましたしね。あれはお膝元の大阪だからでしょうか。横浜アリーナでも言ってるのかな。
 
 ほかには、××君をみんなで騙して遊ぶということを計画したらしく、寝ている隙に時計を進めて「おい、××、ステージ始まるよ」と揺り起こす、という作戦だったんだとか。
 その時に、××君と一緒に亮ちゃんも仮眠していたんですが、亮ちゃんには事前に声を掛けて計画を打ち明けたんですって。亮ちゃん曰く「いわな、後で怖いとでも思ったんやろうな、俺には事前に言った」と。
 周りのメンバーは「錦戸君、すみません。××君を騙すんでちょっと起きて貰えますか・・・」ってな具合に、何故か敬語で打ち明けたらしい。
 ××君はまんまと計画にハマりながらも、同じく寝過ごした亮ちゃんがさほど焦らずに支度しているのを不思議に思ったそうです。
 
 札幌で見たコンサートの時よりMCは面白くなってましたが、やはりピー君は空気と同化しており存在感を消してました(笑)。亮ちゃんは喋ると空気のトーンが微妙に変わってしまい、それが持ち味なのかなぁ・・・と。
 小山君進行じゃなく、下の子たち進行のほうがいいかも。喋らないピー君を意識せずに話をしている分、面白いです。
 MCでは存在感の無いピー君ですが、ソロコーナーはしっかり見ました。亮ちゃんいないから、ピー君に集中です。ソロはね、衣裳が赤だったらサマリーの赤西仁がいるかと見まごうばかりに雰囲気がそっくり。
 ラップですかね、そういうアレンジの曲を披露してました。いつものピー君と違った感じで良かったですよ。。
 そのピー君、アンコールで間近に来てくれまして、その時もしっかりと拝見させて戴きました。へそピーを。しかも肉眼で。
 上半身裸でやって来まして、コンサート用のTシャツを着たんですけど、裸よりも何よりも顔ですよ、顔。
 可愛いーーーーーっ!!!!
 天使がいるならきっとこんな顔、って思うくらい愛くるしい。ファンに手を振りながらのこぼれんばかりの笑顔。ほんと、地団駄踏むくらい激カワ。
 ピー君、あんたテレビでその顔したら、全国視聴者のハートを独占出来るものを。勿体なさ過ぎて涙が出るわよ。
 痩せてた頃は近寄りがたい美貌でしたが、少しふっくらした今は親しみを感じる愛らしさです。
 でも、夏くらいは顔までパンパンに太って、どうなることかと心配でしたが、スッキリと戻してくれて何よりです。
 つくづく、山下智久は金の取れる男だ、と実感しました。タッキーと同じく、お金を払っても見る価値ありますよ。本当に可愛いし綺麗。あれは目の保養、心の洗濯になります。
 なのに、亮ちゃんが出ている間はピー君を通り越して亮ちゃんを見ているんですけどね。しゃーないですよ、ワタシ、錦戸亮のファンですもん。



 日付が変わりまして、真冬だというのに陽気すら感じる成人の日。大阪城ホールにて開催された「RYO NISHIKIDO 1st Live 」
 そうなんですよ、場内アナウンスが「本日は、りょう にしきど ファースト・ライブにお越し下さいまして・・・」なんです。
 そこで客席からザワザと笑いが起こるんですよ。「リョウ・ニシキドって(笑)、錦戸亮でええやん」という声が周りから聞こえてました。
 これは、横浜アリーナではどうだったんでしょうね。笑いとかは起こらなかったのかな。もし横浜でも笑われていたのなら、直せばよかったのに。そう思いました。
 だって、当初から「錦戸亮ソロコンサート」「錦戸亮 1st LIVE」と遍歴をたどっても、錦戸亮は変わらなかったのに。なんで当日になってRYO NISHIKIDO
 ま、そこは触れずにおくとして(触れてるじゃないか)、セットがNewSコンの使い回しで豪華。花道なんかも長く十文字に走ってます。そこを一人で使うんですから大したものです。さながら運動会ですよ。大阪城ホールのアリーナ部分を歌いながら走って縦に横切ってみなさいよ、余程鍛えてなきゃしばらくは起きあがれないでしょう。それなのに、ほとんど息も上がらずに2時間半ものライブを勤め上げたんですからね。
 それだけでジーーーンときました。あの小さなベンの坊やが(涙)。

 CD発売当時、ちっともシークレットじゃなかった「シークレット・エージェントマン」から始まったわけですが、「盛り上がってますかーー!!」「声を出していきましょう」と叫び通しの亮ちゃん。そんなに叫ばなくても、そういう場面になったらみんな叫ぶから〜、声、枯れちゃうよーー。みんな、きっとドキドキハラハラして、まだ叫ぶまでの位置までいってないだけよ。少しずつ上げていったらいいじゃない。kinkiみたいな雰囲気もいいもんだよー。
 シークレットに始まり、アグリ〜NewS曲、レイニーと交互に続き、「みはり」を歌ったんですが、この曲は亮ちゃんに合ってるな〜と実感。
 MCになるとお約束のように「声、出していきましょう。もっと盛り上がってー」と繰り返してましたが、声を出さないわけじゃなくて、一瞬一秒ソロコンの姿を焼き付けておきたくて、真剣に見つめているファンが多かっただけよ。叫んでなくても心の中で盛り上がってますってば。歓声がないと不安なのかしら(苦笑)。
 「前からボクを知ってる人は判るだろうけど、大きくなったボクしか知らない・・・・って、今もそんな大きくないですけど、彫りが深くなったボクしか知らん人に、小さい頃のボクを見て貰おうという企画もありますんで」と、予告をしたビックリ企画。
 ベンの坊や時代の錦戸亮ちゃんと、現在の亮ちゃんがデュエットするという趣向。画面に映った昔の少クラ等映像で、すばる達のパートの声が消えていて、そこを今の亮ちゃんが歌うわけです。ソプラノの亮坊やはそんまんま。
 全部探せばあるはずですが、もう懐かしくて懐かしくて。若いすばるのアップが映った時はワタシ、絶叫。そしてヤスが映った瞬間に「ヤスぅぅぅぅぅ!!!」。オマエ、誰のファンでここへ来てんじゃい!と叱られそうな行為を及んでしまいました。
 亮ちゃんに「もっと声出していきましょう」と煽られても、ニコニコと微笑みながら保護者半分でうっとり見ていたのに、すばヤスで叫びまくりですもんね。
 いや、近くに亮ちゃんに来られても見とれてしまって、叫ぶ余裕なんてないんですよ。エイトだと絶叫して騒げるんですけども。
 小さい頃の自分との共演なんて新しい企画を、ジャニさんはことのほか気に入ったんでしょうね。帝劇でもやってるそうじゃないですかーーー!!!やはり社長、絶対にただじゃ起きない。
 帝劇の∞ショータイムは亮ちゃんソロコンから始まるのね。スゴイなぁ・・・亮ちゃん・・・。NewSコンオーラスの翌日に東京で舞台だよ、最初は12日からの出演で、フタを開けたら11日からになり、当日になって10日から出てる。
 うーーーん、さすがは、RYO NISHIKIDO 。
 
 成長するにつれ、目の周りを中心にどんどん引っ込んでいったという錦戸様、ご自分の過去映像を見て「ああいう子供が生まれたら、当たりでしょ?」と、ごくごくフツーに自慢気におっしゃってました。そりゃ、その通りなんですけど、自分のことなのに謙遜しない錦戸様って・・・やっぱり素敵。
 企画のあと、現在の錦戸様のライブに戻りました。今まで披露した曲も歌ったわけですが、ワタシとしては「Open your eyes」が嬉しかったですね。あれを生で聴くのが夢でしたから。
 所属しているグループのシングル曲ももちろん歌ったんですが「一人で歌うもんじゃない」というくらいシンドいようです。
 慣れ親しんだ曲のため、ちゃんと振りを合わせている人多数。ワタシはエイト曲なら大丈夫なんですがNewS曲はお手上げです。あまり見たことないんですもん、見ても亮ちゃん映らないから>おい
 そのため、NewS曲になると棒立ちになっておりま、周りから取り残されていたのは書くまでもありません。ふふ>笑うトコか?
 その代わり、「夜空ノムコウ」は一緒に歌えます(笑)。ってことで、愛用のギターを持ち出し、SMAPの名曲をボサノボ調にアレンジして歌いました、が・・・なんと、亮ちゃん。出だしを間違えて流れを止めました。
 たぶん、2番の歌詞が出てしまったんじゃないかな。歌い出しのあと「〜間違えました〜」と素直に歌ってましたが。そのまま振り切っちゃえば案外バレないのに、本家はSMAPだから歌詞を完璧マスターしている観客はそれほどいないだろうしね。
 でも、正直者の錦戸様は自ら歌を止め、座っていた椅子から降りて詫びを入れておりました。伴奏のFiveと客席に。
 気を取り直してテイク2。ちゃんと歌いきってました。この曲はいい曲ですからねぇ、亮ちゃんで聴けて嬉しかったです。スマの曲を選んでくれたのと、それが夜空ってのも良かったな。らいおんハートだったらどうしようかと(笑)。
 思い出すわー、客席全員でアカペラで歌ったスマコンでの夜空ノムコウ。
 他には、 TOKIOの「ジュリア」とKinkiの「エンジェル」も歌ってました。どちらもJr時代に歌っていたもんね〜。
 
 バックはNewSコンと同じく、東京から同行のMADと関西Jrでした。亮ちゃんに視線が集中してしまうため、MADにいるはずのダンスの上手い子は遂に見つけられずに終わりましたね。
 演奏が、今回タイトルロールにも名前が加わっているFIVEなんですが、ファイブってくらいだから5人なのかと思ったら4人なんですね。これは途中で減ったりしたのかな?無知なワタシはそういうことが判ってません。
 このバンドを亮ちゃんはとても頼りにしており、感謝しているのが伝わりました。忙しい亮ちゃんにとって、頼もしい存在だったのでしょう。
 メンバーもみんな個性的で円熟した雰囲気ですしね。亮ちゃんを受け止めるくらいの大きさも兼ね備えていそうでした。
 ただ、FIVEソロコーナーの雰囲気がそれまでの流れとあまりにも違い、コンサート全体の流れがそこで止まってしまった感があるので、そこを改善して欲しいかな・・・と思いました。
 それまでの構成がわりとアイドル路線を意識した作りなのに、中盤で全く違ったライブハウスのような構成になるので、そこだけ浮いてしまう。いろんな場面やコーナーでメリハリつけるのは必要なんだけど、ショー全体の根本的なカラーというか流れは据えておかなきゃ。
 最初にテーマの太い幹を決めて、そこから枝分かれしたコーナーを作りまとまった構成になるはずが、途中で全く異なる種の幹がある感じ。
 まぁ、これは経験や時間的な問題もあるだろうしね。おいおい良くなればいいかな・・・って思いました。
 いや、いいんですよ亮ちゃんのソロコンとしては。でも、亮ちゃんファン以外のお客さんも将来呼びたいなら、やっぱり試行錯誤はしないとね。
 ジャニさんの思いつきに左右されるんでしょうが(笑)、次なるチャンスの前に、エイトやNewSのコンサート構成に参加出来るだけの時間的余裕が貰えるといいな。

 「好きやねん、大阪」のときにPVが流れたんですが、これが加工されてまして、コント部分でエイトの面々が亮ちゃんに声援を送る作りになってました。
 すばる兄様とマルのオチのないコントから始まり、他の4人がステージにいるであろう亮ちゃんとファンを想像しながらMCをするわけです。
 「みなさーん、楽しんでますかーーー」と耳に手を当てる、「凄いですねー」というお約束の応えをしてみせる作り。
 「こんな、相手の見えない仕事をしたのは久々や」とヨコ。
 「これ、後でVTR欲しいな、会場がどういう状態なのか見たいわ」とヒナ。
 亮ちゃんに呼びかけておいて、一拍間を置きそれに反応するんですが「この尺で亮ちゃん、そんなに答えられへんと思うで」など、画面の向こうが盛り上がっておりました。
 変な日本語の使い方をして、ヒナちゃんに叩かれるヤス。「そんなにおかしかったですか?考えて言ったのに」みたいなリアクションをしたヤスですが、「足りず足りず」はやっぱ、ヘンだよヤス(笑)。
 俺等はどういう立場で参加しているだろう・・という言葉にヤスが「ボクは錦戸亮ちゃんの友達として出てます」と。
 誰かが喋っている時でも、後ろのほうでヨコヒナで地味にコントしていたり、たつよしが何かをやっていたり、1秒も無駄にしないエイトの根性に頭が下がりました。
 そんなエイトの映像を微笑んで見ていた亮ちゃん。「これからも、この仲間と一緒に頑張りますんで、応援した下さい」と。
 ワタシ、その言葉にジーンときて言葉を失ったんですけど、たぶん会場のeighterも同じだったと思います。シーンとした会場に「はい、拍手!!」と叫んでいた亮ちゃん、男前でした。
 みんな胸に詰まるものがあって静かになったのよ。
 忙しいお父さん状態の亮ちゃんを、みんな支えているんだなぁ・・・と、あの映像で感じました。ドリボズの稽古で忙しいだろうに、あんな小さなコントまで考えて(泣笑)。やっぱりエイトは最高よ。ありがとうね。

 「エイトの時とNewSの時のボクって、違います?」と客席に訊いて「ちがうーーー!!!」と即答されてました(笑)。「NewSでは一番年上やしな」というようなことを言ってましたね。どういうふうに見えるか、っての気にしてるんでしょうかね。
 横浜アリーナにはNewSメンバーもステージ上に来て声援したようですが、大阪ではありませんでした。横アリは報道が入ってましたからね、小さいことが色々と違っているのは当然。
 大阪は地元ってのがあるのか、亮ちゃんは肩の力を抜いてやれたんじゃないかな。そんなふうに見えました。一応、2回目の余裕もあっただろうし(笑)。
 太い声で声援を送る男性ファンに「ちょっとうるさい」「オトコ、ほんまにウルサイ」と遠慮無く毒づいてました。亮ちゃんには、それをネタにしてMCを膨らませる余裕はないわけで、予め必死で考えたMCをスムーズにこなすことに精一杯なのに、そこに野太い叫び声なんてしたら、せっかく考えたことが台無しだもん、そりゃ必死よ(笑)。
 「この中には、FIVEやMADを目的に来ている人もおるやろうしな。もしかしたらNewSが来るかも・・なんて甘いこと考えてたり」
 そんなことを平気で言える錦戸様って、お茶目。なんでそこまで自信がないわけよ、ほとんど亮ちゃん目的に決まってるじゃない。

 記念すべき、ファーストライブに参加出来て本当にヨカッタと思います。一年間頑張って働いた甲斐があったくらい、嬉しかったな。異例の発表で、いろんなことを言われていたけれど、ワタシはただ、ただ、この降って湧いたような幸運がシアワセでした。
 小さかったベンの坊や、頑張り続けてよかったね。まだまだ道はこれからだから、たくさんの人を幸せな気持ちにさせられるよう、更なる進化をし続けて欲しいと願ってます。