シークレット・ウィンドウ
言わずと知れた、ジョニー・デップ主演の(ファンの間では)話題の映画です。
大ヒットした「パイレーツ・オブ・カリビアン」が公開中に、この作品の撮影中(もしくは終わった直後)だったため、去年から水面下で話題になってました。
ちょっと怖い雰囲気のサスペンス物。大々的なディズニー映画と違い、実に質素で地味な作品であります。とはいえ、フタを開けてみると実は傑作だった、という作品もあるのですが、この作品に限っては想像どおりといいますが、案の定でございました。
ハッキリいいましょう!!!
質問です。アナタはジョニー・デップがどのくらい好きですか?
1.熱狂的に好きである。1ページでも掲載されている雑誌は必ず買う。
2.わりと好きなほう。とりあえず出演作品は全て観てます。
3.ふつう。いい役者だな〜と思っている。
4.彼女(彼氏)が好きな俳優だから、連れられて見る程度。
5.それ、誰?
1から2までの方は是非ご覧下さい。ジョニーの魅力を堪能できること請け合いです。3〜4の方はそこまでの保証は出来ませんが、話のタネに見てもいいでしょう。5の方は悪いことはいいません、他の作品にしたほうが無難な選択です。
とにかく、冒頭からラストまで、これでもか!というぼどジョニー・デップが出ずっぱりです。もう、ほとんどジョニーのプロモ状態です。これを見終わった素直は感想は、「いや〜、ジョニーってばマジかっこいいわ」それに尽きます。
だいたい、ヨメの浮気にしてもですね、夫役のジョニーと比べて、最高に譲歩して百歩のところ千歩譲ったとしてもですよ、それでもジョニーのほうが何倍もオトコマエなんですよ。どう考えても浮気なんて、する理由がないんですよ。腐女子的説得力がゼロ。いや、マイナスだな。
だいたい、小説家という物を創造する人の「目が遠く見ている」ってことが浮気の理由になるのなら、世界中の小説家はみんなコキュになってしまいますよ。
笑っちゃうくらい設定がザツな作品ですが、そんなことは不問にして構わないくらい、ジョニー・ブップが素敵です。いいんですよ、話の筋なんて。プロモなんだからっ。
2時間弱、ひたすらジョニーの魅力を堪能するって、豪華なことじゃありませんか。そのくらいの贅沢してもバチは当たらないでしょ。女性はみんな疲れているのです。麗しい男を見て疲れを忘れたい。そんな願いに応える、実に親切な映画じゃありませんか。