KAT-TUNに海賊船でのキャラ付けをすると更に効果的だと思い、やっちゃいました。妄想劇場ーーーっ!!!
説明は要らなくても、そういうコンセプトを自身が描いて存在するだけで、物語になるものです。
たとえば、
赤西=海賊船の持ち主であり、キャプテン。公爵の孫で、海賊船の船長を夢見亡くなった祖父より海賊船を譲り受け、ナゼか海賊世界へ飛び込むハメになった。一見、優雅な貴族だが、いざとなった時に才能を発揮する。
亀梨=若いながらも、カリブの海賊たちが一目置くほどの男。公爵に見いだされ、海賊船の乗り組む。公爵亡きあとは、若きキャプテンを助ける実力ナンバー1海賊。
田中=亀梨に心酔している血気盛んな海賊。暴れ出したら亀梨以外には止められない。海賊の分際で盗人と誘拐がキライという変わり種。砲撃の名手。
田口=医者であり文学者。公爵が探して乗組員とした一人。学識もあり、穏やかな物腰からか、一説では貴族の血を引いているとの噂あり。
中丸=別名、サルと呼ばれるほど動きが俊敏。いつの間にかいなくなり、いろんな情報を仕入れて戻ってくる。手先が器用で、イカサマをさせると右に出る者がいない。
上田=自分の目的を果たすために船に乗り込んでいる。冷血非道なナイフの達人で、狙った的は決してはずさない。そのため、田中と衝突が絶えず、キャプテンの悩みの種。
なーんて、妄想してみました。
そうやって勝手に考えながら見ると、違った楽しみ方もあるわけです。ライブDVDで映画1本作れちゃうぞ、みたいなノリですね。妄想だけなら1円もかかりませんからね、お得でしょ。
ちなみに、物語をつけるとするなら、上田の目的をキーにして、彼が子供の頃、町を襲った海賊に兄を殺された過去を持たせ、その復讐のために海賊船に乗り込んだという設定にします。
公爵がその海賊ではなく、海賊船に乗れば兄を殺した海賊と会うかもしれない、という考えから。
で、最終的なエピソードとして、亀梨の父親がその海賊だった、という結末。亀梨は幼い頃に孤児になったため、もちろん父親が海賊だったということも知らない設定。
それが、ひょんなことから田口が気づき、赤西に打ち明け・・・って流れ。
そこまでにも色々とあって、ようやく海賊船が団結しつつあった矢先の事実だっただけに、赤西は思い悩み・・・・・亀梨、スター・ウォーズのルークじゃん(笑)。
事実が明るみになり、上田が船から姿を消す。
そんななか、公爵家の総領でもある赤西が命を狙われ、さる王家の密命を受けた海賊が襲撃をかけ、赤西を略奪する。
亀梨以下は赤西救出のため敵船に侵入し、奪還を図る。弾薬庫に監禁されていた赤西は重傷で、運び出すのがやっとだったが、田口がこれは罠であり、船は既にもぬけの殻で、弾薬庫の爆弾がほどなく連鎖爆発することに気づく。
爆発したひとつめの爆破から赤西をかばい、亀梨が負傷。田口と田中に赤西の無事救出を託し、次なる爆発を止めるため残ることを決める亀梨。
辛くも甲板に出た田口たちは、乗り移るべく小舟のロープが切られていることに気づき絶望するが、行方をくらませていた上田が現れ、的確なナイフ投げで小舟と船をロープで繋げ、救出を手伝う。
なかにまだ亀梨がいることを聞き、船内に入る上田の背に、苦しい息のしたから赤西の言葉が。
船内では亀梨が、大量の弾薬ひとつひとつり取り付けられた時間差による発火装置を丹念に外していたが、全てを外すことは不可能であり、赤西たちが船を離れるまでの時間稼ぎをする程度がやっとという状態だった。しかも、先ほどの被弾が思ったより重傷だったらしく、既に片足の感覚が麻痺していた。
そこに、ナイフを片手に自分の前に立つ上田の姿が。
「久しぶりだな。やっとお目にかかれたと思ったら、また物騒なもの持ってんじゃねぇか。オマエとはサシで勝負してみたかったが、ご覧のとおりでの有様でね、そういう状況でもねえしな。いいぜ、オマエの望みを叶えてやってもよ。顔も見たことねぇ親父のために死ぬのも悪くねえしな。ひと思いに刺しな。どこに刺せばいいかは判ってんだろう。外すんじゃねぇぞ」
という台詞を亀梨くんに言ってもらいたいなーーーーという、ただそれだけのために、こんなに長いこと妄想しちゃいました。ゴメンナサイ。
本来なら、赤西くんメインで妄想するわけなのですが、赤西くんってこういう話の主役ってイメージじゃないもん。優雅すぎて。
でもね、でもね、オイシイ役なのよ。敵船に捉えられて監禁されて手傷まで負ってるのよ、これってオイシイでしょーー>そうなのか?
しかし、一番オイシイのはなんたって上田くんだな。みんなで頑張って盛り上げたのに、最後に全部もってく役が、敵役なんだよね。
赤西くんなら、そうだねぇ〜どんな役がいいだろうねぇ〜〜〜
って、いい加減にします。すみません(笑)。