そして次の日・・・・




迷信的AK関係4
 〜・・・・無様だな(クルーゼ談)〜 








〜再びキラさんの場合〜

「ん・・・・・・」
ここ・・・は・・
「あ、あーくえんじぇりゅ!?」
おっと、あまりに驚きすぎて噛んじゃった・・・・じゃなくて。
僕は慌てて飛び起きて、着の身着のまま共同の洗面所へ飛び込んだ。
鏡に映ったのは・・・
「・・・僕だ」
見間違うことなく、僕、キラ・ヤマトが立っていた。
わきわきと手を動かしたりぺたぺたと顔を触ってみると、やっぱり僕。
やっと自分自身に戻れたことで僕の顔は一気にパァーーっと明るくなった。
「元に戻ったぁ!!これも昨日イメージアップのために、アスランの姿で一生懸命奉仕活動したからだね☆」
僕は大喜びで、思わず小躍りしてしまう。
「き・・・キラ!?」
「・・・・え?」
う・・・うわあしまった後ろにはサイ達がいたのか!これは恥ずい!!(//////)
「え・・・えーと」
小躍りしていた姿を見られたのかと思って、必死で言い訳を考える。
えーと今日のご飯はエビフライだから嬉しかったとか新しいOSを閃いたとか今日の占いが1位とか・・・
「まだ戻ってないのか!?」
・・・・・へ?
「今こんな状況なのにキラがこうなんて・・・私どうしたらいいのっ!?」
サイはがくがくと僕の肩を揺さぶり、ミリアリアは嘆いてトールに慰められている。
『まだ戻っていない』・・・?僕が『こうなんて・・・』・・・・?
僕の頭の中は疑問符が大量に浮かんだ。









〜再びザラの場合〜

「・・・・ッハ!?」
ガバッ!と跳ね起きたらそこは、
「・・・・・俺の部屋?」
見覚えのあるそこは間違うことない俺の部屋。
慌てて洗面所に向かい、鏡に向かうと思ったとおり俺の姿だった。
(チィッ、まだセクハラ消滅キャンペーン(キラ限定)が全て完了していなかったのに!!)
しかし嬉々としてセクハラ消滅トラップを仕掛けているうちに夜の時刻になってしまい、当直以外はほとんど寝てしまった。
俺もさすがにキラの姿で真夜中の戦艦を徘徊するわけにはいかず、渋々床についたのだが。
少々釈然としないものを感じながら、俺はいつもの着慣れたダークレッドの制服に着替え、部屋を出た・・・
「・・・・・なんなんだこの状況は」
・・・瞬間に、俺は目の前の状況に思わず絶句してしまった。








〜結果〜

「アスラァァァァァン!!!!」
「キラァァァァ!!!!」
お互いが相手の名前を叫び、イージスとストライクはビームサーベルの刃を交わらせる。
「キラ!!お前俺の姿で一体何をやったんだ!?なんでヴェサリウス内に『ザラファンクラブ』が出来ているんだ!?」
しかも1日で!!とアスランはストライクのサーベルを弾き飛ばす。
「アスランこそAAで何やったんだよ!?なんで朝起きたら僕、AAクルー全員に恐れられてんのさ!!!」
ナタル少尉にまで敬語使われたんだけど!!とビームライフルでイージスを牽制しながら飛ばされたサーベルを掴んだ。
「そんなのAAセクハラ消滅キャンペーン(キラ限定)をやったからに決まっているじゃないか!!
それよりもお前イージスに何のシステム入れたんだ!?あまりのGに死ぬかと思ったし!!」
ちなみに散々苦労して見つけたシステム解除パスワードは「激辛キムチ」だった。どうやらアスランに合わせたらしい。
「何が『決まってるじゃないか』だよ!!つーか何でアスランの部屋は僕の盗撮写真だらけだなんだよ!!」
全部捨てたからね!!と、キラは目の前のイージスを睨み付けた。
「な・・・なにぃ!!俺のキラ・メモリアル☆を捨てただとぉ!?」
アスランパワーダウン(笑)
「当たり前じゃないか!!壁にあったおっきいポートレートは取れなくて無理だったけど!!!」
勢いづいたキラの攻撃を必死にかわしながら、アスランは心の中で舌打ちをした。
(部屋は特に荒らされてなかったし、ポートレートはそのままだったから油断したか!!)
2人がよくわからない痴話喧嘩を全周波放送していた頃・・・
「・・・・・帰るか」
「・・・・・そうですね」
「・・・・・阿呆らしい」
「・・・・・同感」
イザーク・ニコル・ディアッカ・フラガ四名はあまりの馬鹿らしさにさっさと母艦へ引き返していく。
結局、2人の闘い(痴話喧嘩)は両名がフェイズシフトダウンし、動けなくなるまで続けられていたのだった。



〜追記〜

『ザラファンクラブ』は次の日、『あの日のザラ復活運動』と改名されました。



                                                                      終


はい。永らくお待たせしました。
これを書き終わったのはかなり前なので感想も後書きもとくに思いつかないという事態に(笑)
一応、これは前に書いた「拾い物は何ですか?」の続きらしいです。

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